過去ログ - 「幻想郷へよおこそ」
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14:1 ◆1pwI6k86kA[saga]
2016/06/12(日) 09:46:02.21 ID:yy0YIbCC0

貴方は一旦、一息つくことにした。
考えてみればこの森に入り込む前も、ずっと歩き続けていたのだ。ちょっとした休憩を挟むのも悪くはないだろう。

とはいえ座り込めるほどの気は許せない。
貴方は脚を休ませながら、なんとなく周囲の環境を観察した。

周りは様々な樹木で覆われている。
樹木は様々な種類があるが、針葉樹はほとんど無い。
地面は下草がまんべんなく茂っているが、辺りの樹高が高く影が出来やすいためなのか、雑草の生育は悪く、歩きやすい。

獣の姿は見えないが、昆虫などの姿は確認できる。

高低差がある場所もあるが、山の斜面というほどではなく、そういった点で言えば平坦とも表現できる。
山で遭難しているわけではないようだが、逆に考えれば低い場所を目指すという指針もない状況だ。


◆一休みいれたことで、貴方の各種疲労が少し回復した。
◆観察能力が上がった。
◆状況把握を選択したことで、ここで貴方自身の情報を少しだけ振り返ることができる。

▽貴方は男性だ。年齢は25歳程度である。
▽貴方は東洋人だ。髪は黒く、色白ではあるが、一目で黄色人種だとわかる。
▽貴方はコンパクトな20リットルほどのリュックを背負っているが、中身の食料や水のいくつかには既に手をつけている。


さて、それにしてもこの森はいつになったら出られるのだろうか。
現在は昼だからまだ良いが、陽が傾けばきっと恐ろしい雰囲氣に包まれるだろう。

貴方の腕時計は12:30をさしている。
これといった疲労はない。

貴方はどうする?



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