過去ログ - 浜面「お前……本当に上条か?」
1- 20
2:名無しNIPPER[saga]
2016/06/12(日) 09:28:17.48 ID:B8QMf6Gi0



空き缶を踏んで、見事に転んだ。それからはあっという間だった。襟首を引っ掴まれて、コンクリートの壁に叩きつけられたのだ。上条は喘ぎながらずるずると地面に落ちた。さっと三人のスキルアウトに取り囲まれる。どれもこれも、凶悪な面構えの男達だった。

そのうちの一人が、上条の前髪を持ち上げ、グイと顔を近づけた。

「おいテメェ、手間ァ掛けさすなや」

蛇のように卑しい目つきにさらされて、上条は何も言えなかった。腹底の方から震えが来て、必死に目を逸らすばかりだった。心内に手をすりあわせ、助けが来ることを願ってやまなかった。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
21Res/9.27 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice