過去ログ - 主人公「学校一週間休んだら世界がゾンビで溢れてた」【たまに安価】
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7:名無しNIPPER[saga]
2016/06/13(月) 17:25:59.17 ID:vH21Cuxe0
「やっぱり妹を助けに行くべきだよな」

 両親は大人だ。何かあった時に自分の行動は自分で責任とれる。もしかしたら妹を助けに行っているかもしれないし。

「中学生とはいえ、スマホを持たせるべきだったな父ちゃんよ」

 たぶんびっぱーかなんじぇい民の父ちゃんは妹に近づく男に警戒していたからな。それが裏目にでたようだ。

(まとめ民で良かった)


「こんなもんか……」

 とりあえずまとめで培ったサバイバル知識を活かし、水や食料、布、ライター、妹のパンツ(洗っている奴かどうか選別済み)、ストレス発散の為にハンターハンター一冊、包丁とハサミ、電池数本とアルミホイル、サランラップ、ガムを用意した。鞄はパンパンだが、布が多いので重くはない。

「よし、行こう」

 がちゃり、ドアを開けるとそこは……。

「うぅ……あぁ……」

 ゾンビの世界でした。

 溢れかえるゾンビ、ゾンビ、ゾンビ。

 腐った肉の臭い。壁に衝突した車から漏れるオイルの臭い。

 ずっ、ずっ、と足を引きずるゾンビ。猫背で顎の上がった顔から漏れる「あぁ、うぅ」という音。

 現実で起きるゾンビパニックは予想以上に漫画や映画そのものだった。





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