6: ◆OVwHF4NJCE[saga]
2016/06/14(火) 21:38:28.83 ID:kuIBCr7H0
打ち合わせの時も、リハーサルの時でさえも。一切聞いていなかった、完全な不意打ち。
観客の人々も、一瞬のどよめきの後、猛烈な歓声を上げる。
間奏は、もう猶予が無い。二人は私にウィンクだけして、歌い始める。
私もそれに負けじと、心を籠めて、歌う。音程がずれないように、必死になりながら。
そうしないと、歌声がぶれてしまいそうだった。
二人が、忙しい合間を縫って、こうして来てくれた。
その事が嬉しくて、胸がいっぱいで、泣いてしまいそうだったから。
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