32:名無しNIPPER[saga]
2016/06/15(水) 01:04:42.27 ID:sf9XWsg90
騒がしく文句を言いながら、ちゃんと席に着いてくれる二人。
「すいません、何やら巻き込んでしまって」
「何言ってるんですか美優さん☆ はぁとはいつだって恋する乙女の味方だゾ☆」
「ナナ、今日は皆さんと一緒に恋バナしたい気分だったんです!」
「私たち、まだ恋する“乙女”を名乗って良いのでしょうか?」
「楓。私たちはアイドルよ。だから間違いなく“乙女”なの。いいわね?」
「でも、美優さんはプロデューサーと」
「ちょっとおにいさーん! 生6大至急! 急いで! ホントに! 私たちのライフが0になる前に早く!」
慌てて注文する早苗さんを見ながら、さっきまでの空気が吹き飛んだことを実感する。
これでは落ち込む暇もないな、と思ったが、もしかしたら皆さんわざと明るく振る舞ってくれているのかもしれない。
本当に、アイドルになってよかった。
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