過去ログ - マチ「ハイティーンガール・エモーション」【ハナヤマタ】
1- 20
3:くまみこじゃないです[saga]
2016/06/15(水) 12:42:26.60 ID:znoYZ2kE0
タミ「マチちゃんはさ、高校生になっても全然変わらないねー」

マチ「高校生になってもって…… 前に会った時からたいして時間経って無いじゃない」

タミ「そうだけど〜…… 『華のJK』だよ? 人生で一度きりだよ?」
以下略



4:名無しNIPPER[saga]
2016/06/15(水) 12:43:23.74 ID:znoYZ2kE0
マチ「お父様も『タミが不良になった』って悲しむわよ」

タミ「そ、そうだね……」

タミ「それじゃあさ、マチちゃんが高校デビューするのはどう?」
以下略



5:名無しNIPPER[saga]
2016/06/15(水) 12:44:51.04 ID:znoYZ2kE0
マチ「そもそも私の髪が明るいのは地毛だし、そして私は怒りっぽい訳じゃないし」

タミ「でもマチちゃんのこと怖いって最初はハナちゃんもなるちゃんも言ってたよ」

マチ「それは…… あの子たちが問題行動起こすからで…… 私だって理由なく怒ったりしないわよ」
以下略



6:名無しNIPPER[saga]
2016/06/15(水) 12:45:28.51 ID:znoYZ2kE0
確かにアイドルのような自分を妄想したこともある

いつも笑顔でステージの上に立って、誰かに幸せを分けてあげられるような、そんなアイドル

でも私は……
以下略



7:名無しNIPPER[saga]
2016/06/15(水) 12:46:33.42 ID:znoYZ2kE0
高校入学から1ヶ月 幸か不幸か私の見立て通り高校生活はこれといって変わったこともなく、滞りなく進行していた

勉強も人間関係も中学生の頃とたいして変わらず、タミの言う『華のJK』からはほど遠いのが私の現状だ

まぁ敢えて変わったことをあげるなら
以下略



8:名無しNIPPER[saga]
2016/06/15(水) 12:47:05.30 ID:znoYZ2kE0
これまでもタミとは生徒会、よさこい部で一緒になる機会は多かったが、タミと二人だけということはそこまで無かった

しかし、最近では学校の行き帰り授業中お昼休み休日の遊び相手に至るまで全てタミと一緒だ

いくらなんでもこれはおかしいんじゃないのかと思うのだが、当のタミは
以下略



9:名無しNIPPER[saga]
2016/06/15(水) 12:49:24.81 ID:znoYZ2kE0
そんな日常が続いたある日の帰り道

タミ「……」

マチ「……」
以下略



10:名無しNIPPER[saga]
2016/06/15(水) 12:50:45.85 ID:znoYZ2kE0
タミ「えっとね…… 今日クラスの人からこんなの渡されて」

マチ「これは…… 手紙?」

タミ「うん…… 多分『ラブレター』…… だと思う」
以下略



11:名無しNIPPER[saga]
2016/06/15(水) 12:52:17.31 ID:znoYZ2kE0
マチ「でもタミならそういうこともあるだろうなって、むしろ今まで無かったことが不思議なくらい」

タミ「そう……」

マチ「それで、どうするつもりなの?」
以下略



12:名無しNIPPER[saga]
2016/06/15(水) 12:54:57.57 ID:znoYZ2kE0
誰? いつ好きになったの? もしかしてもう付き合っているの? 聞きたいことはたくさんあったけどどれも口に出来ず、何とか絞り出した言葉は

マチ「そ、その人は私も知ってる人…… ?」

タミ「うん…… そうだね」
以下略



13:名無しNIPPER[saga]
2016/06/15(水) 12:56:26.96 ID:znoYZ2kE0
その日の夜

マチ「もしもし」

今日のことをどうにも整理出来ず、眠れない私は少し…… いやかなり不本意ではあるが、ある人に電話をかけることにした
以下略



25Res/14.71 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice