過去ログ - 杏「きらりがハピハピって言わなくなったから」
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60:名無しNIPPER[saga]
2016/06/20(月) 20:00:50.81 ID:RqTjXm/z0


「杏ちゃ〜ん!」


なんてことを考えてたら、どこからともなく、いつもの声が。
声の方に振り返ると、そこにはきらりの姿。


「ん、やっほー」


きらりはいつものお手製のふわふわなスカートに、水玉のカラフルなシャツで。
それから、縞々のニーソに身を包んでいた。

……今日も今日とて、きらりはきらりらしいな。

なんて、思わずしみじみとそれを眺めてしまう。


「それで、どこ行くの?」


ぱたぱたとシャツの襟を動かしながらきらりに尋ねかける。
できたら、クーラーとかガンガンにかかった涼しい部屋で、まったりジュースでも飲みながら、だらだら漫画とか読みたいなあ。

なんて杏の言うことをきらりが聞くはずもなく。

きらりはすぐに目的地まで案内するために、杏を引き連れて歩き出した。
それにぽてぽてと杏はついていく。


あー、やれやれ。今日はどんな一日になるんだろう。


若干気落ちしながらも、どこか弾む気持ちを杏は隠せないでいた。


……なんだよ、悪いかよ。なんて自分自身に悪態をつきながら。




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