過去ログ - 凛「店番してたらアイドルがやってきた」
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4:名無しNIPPER
2016/06/15(水) 20:19:38.06 ID:+qrDv0je0
アーニャ「リン、これはラマーシュカ……カモミールですね?」

凛「うん、そうだよ。これから春にかけての花だね」

アーニャ「白くて可愛いです。それに、この香り……子供のころを思い出します」
以下略



5:名無しNIPPER
2016/06/15(水) 20:20:48.50 ID:+qrDv0je0
アーニャ「あとはパドソールニェチニク……ヒマワリも、国花ですね」

凛「ひまわりもなんだ。ロシアってイメージないかも」

アーニャ「日本では珍しいですが、ロシアでは食用ヒマワリの生産量が世界一です」
以下略



6:名無しNIPPER
2016/06/15(水) 20:22:23.73 ID:+qrDv0je0
凛「お待たせしました。どうぞ、鉢だから気を付けてね」

アーニャ「スパシーバ、ありがとうございました。次は、リンも一緒にお茶会しましょう」

凛「うん、ありがとう。楽しみにしてる。また事務所でね」
以下略



7:名無しNIPPER
2016/06/15(水) 20:23:29.99 ID:+qrDv0je0
街には連日雨が降り続いていた。関東地方の梅雨入り宣言から数日、もうずっと太陽を見ていない。
出入り口から外の様子を伺っても通行人は普段よりずっと少なく、逆に店内の湿度計の針は普段よりずっと高くを指していた。
わざわざ雨の日に花を買いに来る人なんて、そう滅多にいないもんね。これなら配達の手伝いについて行った方がよかったかなぁ、雨の中で積み降ろすの大変そうだし。
レジカウンターで本日何度目かのため息をついたとき、その滅多にいないお客さんがやってきた。そんなある梅雨の日のこと。



8:名無しNIPPER
2016/06/15(水) 20:24:51.10 ID:+qrDv0je0
幸子「こんにちは!雨の日もカワイイボクが来ましたよ!」

小梅「あ、あんまり大声出したら、迷惑かもしれないよ……」

輝子「こ、ここが凛さんの家、か……」
以下略



9:名無しNIPPER
2016/06/15(水) 20:25:55.62 ID:+qrDv0je0
凛「なんか一気に賑やかになったなぁ……それで、花は買ってく?」

小梅「うん、せっかく近くまで来たから、凛さんのお店に行ってみようって……えへへ」

幸子「自室に花があるのもレディーの嗜みですからね!」
以下略



10:名無しNIPPER
2016/06/15(水) 20:27:32.89 ID:+qrDv0je0
凛「これはどう?季節感あるし」

輝子「ア、アジサイだね」

小梅「これなら、色もたくさんある、ね……綺麗」
以下略



11:名無しNIPPER
2016/06/15(水) 20:29:04.89 ID:+qrDv0je0
凛「お待たせしました、なるべく早めに出してあげてくださいね」

輝子「り、凛さんが敬語だ……!」

凛「そ、そりゃお店だし、みんなお客さんだもん」
以下略



12:名無しNIPPER
2016/06/15(水) 20:30:18.50 ID:+qrDv0je0
小梅「花言葉って、ひとつの花にひとつじゃないんだね……し、知らなかった」

凛「うん、同じ花でも反対の意味の花言葉だってあるくらい」

輝子「ち、ちなみにキノコにも、花言葉があるよ……」
以下略



13:名無しNIPPER
2016/06/15(水) 20:31:17.19 ID:+qrDv0je0
凛「あ、そういえばガクアジサイにはホンアジサイとは違う花言葉があるよ」

幸子「何ですか?きっとボクを象徴するような素敵な花言葉なんでしょうね!」

凛「ガクアジサイ固有の花言葉は“謙虚”」
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