24:名無しNIPPER[saga]
2016/06/17(金) 23:25:34.19 ID:JomQXKHS0
・がなはさんがすき
響「悪いな千早、みんなのご飯、手伝ってもらっちゃって」
千早「いえ、お邪魔してるのだもの。これぐらいは当然……と言いたいのだけれど、これはなかなか大変ね」ホゥ
響「あはは、まぁこれだけ家族がいるとなー」
千早「いつもは、これを我那覇さん一人でやっているのでしょう?」
響「うーん、でもハム蔵やいぬ美も手伝ってくれるし、みんないい子だから」
千早「ハムスターや犬が手伝ってくれるというのも凄いと思うのだけれど……」
響「とっても賢いからな!」
千早「そうね、我那覇さんの言葉、細かい所まできちんと伝わっているようだし」
響「ふふん! 自慢の家族たちだからね!」フンス
千早「ふふ、我那覇さんは、みんなが本当に大好きなのね。だから、日々のお世話も負担に思わないのかしら」
響「当たり前さ! ……って、言いたいところだけど、実は前に一度ね、みんなのこと、疎かになっちゃった時があって」アハハ
千早「そうなの?」
響「うん。ちょうど765プロのみんなが忙しくなり始めの頃かなー。自分のスケジュール帳もどんどん埋まってって、それが嬉しいから、もっともっと、ってお仕事をお願いして」
千早「あったわね、そんな時期。事務所のホワイトボードが、真っ黒になってたのよね」
響「それで、自分、忙しいからって、家族のご飯とかも作らなくなっちゃった。あの時はみんなと喧嘩したなー。自分、バカだったな、何が不満なのかもなかなか気づけなくてさ」
千早「そんなことが……」
響「あはは……多分、見失ってたんだよね」
千早「見失ってた?」
響「うん。足元が見えてない、とかよく言うだろ? 自分はそんなことならない、て思ってたんだけど、でも結局そういうことだったんだ。お仕事が増えるのが嬉しくて、アイドルが楽しくて。
ここからいってきますして、ここにただいまして、みんながいってらっしゃいしてくれて、みんながおかえりしてくれて、そんな大事な、大事な場所を、あの時はちゃんと見てなかったんだ」
千早「……」
響「……て、改めて言葉にすると、恥ずかしいぞ! ち、千早、何か言ってよ!」ガー
千早「……」
響「ち、千早ぁ〜」ウー
千早「ふふ、ごめんなさい、だって照れてる我那覇さんが可愛いから」クスクス
響「や、やめてよ〜」
千早「……ねぇ、我那覇さん」
響「うん? なんだ?」
千早「また、お邪魔してもいいかしら」
響「? もちろんだぞ!」
千早「ありがとう。みんなも、よろしくね?」
「「「「「「「ぢゅい わん にゃー きゅー……」」」」」」」
響「はは! すごいすごい! みんな、大歓迎だってさ!」
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