過去ログ - 【FEif】カムイ「私の……最後の願いを聞いてくれますか?」―4―
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895: ◆P2J2qxwRPm2A[saga]
2016/11/29(火) 00:07:49.71 ID:u2Xra+Px0
オボロ「ええ、戻るわ。暗夜がすべてを狂わせてる、悪いものが消えされば、しかるべき形に戻るだけ。あの頃みたいな穏やかな白夜が戻ってくるわ」

カザハナ「戻ってくるわけない!!!」

オボロ「!!!」

カザハナ「サクラがサクラがどれだけ、どれだけ傷つけられたと思ってるの? 本当なら……白夜との戦いは終わるはずだった、あたしもツバキもサクラもスズメたちも一緒に白夜に……白夜に帰れるはずだった!それをあいつらは壊したの。そんな場所に戻ることなんてできない。サクラをそんな白夜に帰せない、ただそれだけだよ」

オボロ「……」

サクラ「カザハナさん……」

カザハナ「……気にしないで、サクラにまた同じこと言わせたくないだけだから。それにあたしも口にしたかったの。もう帰らないって……」

ツバキ「俺の分は残してくれないんだねー。残念だなー」

カザハナ「ツバキは最初に色々言ってたでしょ……」

ツバキ「うん、それと今さら何だけどカムイ様。危ないことになってるんじゃないかって思うんだけど……」

カザハナ「え? って、あれ何!?」

サクラ「すごい風ですね。さっき、竜脈が発動した気配がありましたけど、それが影響しているのかもしれません」

ツバキ「あのままだと、後方から動いてる別動隊に挟み撃ちにされちゃう気がするんだよねー」

カザハナ「今から追いかける?」

サクラ「いいえ、その、オボロさんたちの奥、あそこに竜脈の気配があります。多分、風を操ることのできるものだと思うんです」

ツバキ「そういうことですね。サクラ様、わかりました」

カザハナ「うん、わかったよサクラ。いつでもいけるよ」

サクラ「すみません、隊長さん。お願いできます」

暗夜重装甲兵隊長「ご命令の通りに、われわれはあなた方を守る壁なのですから……」

サクラ「ありがとうございます。皆さん、一つ先の広場まで敵を押し上げてください。私も……」チャキッ シュオンッ

サクラ「戦います……」



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