過去ログ - 【FEif】カムイ「私の……最後の願いを聞いてくれますか?」―4―
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◆P2J2qxwRPm2A
[saga]
2016/12/19(月) 22:49:47.24 ID:bywkiV+U0
タクミ「馬鹿だよ、あんたは。一歩間違えたら、死んでいたじゃないか。戦いに勝ったのに、その相手を助けるために命を掛けるなんて。僕が後々あんたを殺すことだってあり得るっていうのに……」
カムイ「そうですね、それもあるかもしれません。でも私の理由は変わりません、私はあなたに生きていてほしいんです。タクミさんに……」
タクミ「……だから、なんでそう……うぐっ……」
カムイ「腕を貸してください。私の首に回して、はい……。これでしばらくは大丈夫ですよ。足場がある場所で止まって助かりました」
ドクンドクン
カムイ「タクミさんの心臓の音、とても心地良いです」
タクミ「なにをいってんだよ、こんな時に」
カムイ「こんなときだからですよ……。今は私に任せてください、もうすぐ助けが来てくれますから、少しだけおねえちゃんでいさせてください……」
タクミ「……そんなのごめんだよ……。でも、今だけは……あんたに任せるからね……」
カムイ「はい……」
タクミ「……」
タクミ(……温かい……なんでこんなに温かいんだよ……)
タクミ(くそ……くそ……)
ギュッ
(僕の負けだ……。姉さん……)
第二十一章 おわり
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