過去ログ - 奏 「赤ちゃんはコウノトリが運んでくるんでしょ?」
1- 20
64: ◆4C4xQZIWw7k3[saga]
2016/07/01(金) 21:54:00.94 ID:ztaZg0YLo
「けれど、小豆? 小豆は食べ物よ? 鼻に入れる物じゃけしてないわ……。 あなたと楽しむぜんざい……その中核をなす奇跡の食物なのよ……?」

「………」

武士の家には、探求者たる青少年達が生涯に使い捨てるティッシュを越える量の小豆があった。

それは彼の生まれがなす業。
染み付いた三食ぜんざい。

ちなみに、マッドとフォックスが小豆を知っていることから身内であることはバレバレなのだが、感の悪い二人は微塵も気付かない。

「………」

武士が思い出すのは、奏と食べたぜんざいの味。

常人ならば糖尿まったなしのぜんざいを、超人的な舌でねぶり、飽き果てる
ことなく食らった奏。

小豆とは二人にとって、運命ともいうべき豆なのだ。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
144Res/76.36 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice