過去ログ - オオカミ耳少年と、耳なし少女のジュブナイル
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3: ◆9l/Fpc6Qck[saga]
2016/06/17(金) 07:37:50.63 ID:dNTjkb430





全身に走る痛みはおさまることを知らず、今は立つことすらままならない。


熱を帯びたこの大地が、横たえる僕の身体を焼こうとも、構いはしなかった。


何より、きゅうと締め付ける痩せこけた腹が、僕に“何でもいいから食ってくれ”“生きさせてくれ”と訴えかけている。


だが、その飢えを満たすことも、ついに叶いそうにない。


このまま僕は野垂れ死ぬ。そうでなければ、この辺りに住まう怪物に食われて死ぬだろう。








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