過去ログ - オオカミ耳少年と、耳なし少女のジュブナイル
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5: ◆9l/Fpc6Qck[saga]
2016/06/17(金) 07:42:34.47 ID:dNTjkb430





この星に残された自然と寄り添い、生きていくことを決めたその日から、人類は自らを“許された人々”と呼んだ。


何を“許された”のか、僕は知らない。


僕が“狼の耳”を持って生まれたことの意味も。




まだ生きたいと強く願っても、僕の意識は勝手に遠のいてゆく。


蒼と白で埋め尽くされた世界が、黒い幕によって覆われてゆく。


残念ながら、そのときがやって来たらしい。








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