過去ログ - ガッシュ「ヌウ・・・昔に戻ってしまったのだろうか」
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◆332lpQH4Is
[saga]
2016/06/20(月) 23:29:15.79 ID:qVm7xv9E0
翌日
清麿の部屋―
清麿「ガッシュ、どういうことだ?どうして女の子がいる?」
ガッシュ「コルルはパートナーがいなくて・・・でも華殿は許してくれたのだぞ!」
清麿「オレはお前に協力することさえ認めちゃいないんだ。どうして魔物の女の子まで面倒見なくちゃならん」
コルル「・・・ゴメンナサイ」
ガッシュ「コルルは悪くないのだ!」
清麿「そうだな。その子は悪くない。勝手に連れてきたお前が悪い。」
ガッシュ「ナヌ!?」
清麿「とにかく、オレは戦わないし、その子の面倒も見ないぞ」
ガッシュ「ヌ・・・ウワアアアアーーーーーーン!!!!」ガチャッバタンドタドタ
コルル「あ、ガッシュ・・・」スクッ
清麿「・・・」
清麿「ちょっと待ってくれ。えーと、コルル」
コルル「・・・」ペタッ
清麿「実のところ、魔界の王を決める戦いなんてのは信じていない。今ガッシュはいないし、あいつに合わせる必要もない。」
清麿「本当のことを言ってくれ。魔界の王を決める戦いなんて、嘘なんだろ?」
コルル「・・・本当なの。」
清麿「・・・」
コルル「パートナーがいないと術が使えないのも、本が燃えたら魔界に帰っちゃうのも本当のこと。」
清麿「・・・」
コルル「私は王様になれるとは思っていないけど、でも私は・・・人間界でお友達がほしかった」
清麿「・・・!」
コルル「人間界(こっち)に来てから、敵におびえながら過ごしてて、寂しくて・・・まだ・・・パートナーも・・・」
コルル「だから・・・ガッシュに会って・・・一緒にいていいって言ってくれて・・・嬉しくて・・・」
コルル「ガッシュはね、ある女の子と「やさしい王様」になるって約束したんだって。だから私はそれを手」
清麿「だからどうしたっていうんだ?」
コルル「え・・・?」
清麿「だからオレにその「やさしい王様」のための手伝いをしろっていうのか?危険を冒してまで?」
コルル「それは・・・」
清麿「・・・スマン。小さな女の子にこんなこと言って・・・少し・・・一人にしてくれ。自分で自分が・・・わからん。」
コルル「うん。」
清麿「それから本は置いてってくれ。夕飯までには帰って来いよ」
コルル「・・・!うん!」
清麿「・・・」
清麿「友達がほしい、ねえ・・・」
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