過去ログ - ガッシュ「ヌウ・・・昔に戻ってしまったのだろうか」
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822: ◆332lpQH4Is[saga]
2016/07/07(木) 23:57:22.59 ID:psq9umF00
清麿「バリーに勝てなかった!それはなぜだ!?オレのせいだ!オレのせいでゴルドーさんもけがをしたし…」

清麿「土曜日だって!風邪が悪化してリィエンさんって人を助けられなかった!!」

清麿「結局オレは…ダメなんだよ…」

ガッシュ「そんなことはない!バオウの時の『一緒に戦わせてくれ!』の言葉は嘘だったのか!?」

清麿「…あの時は負けたことなんてなかった!オレが頑張ればだれにも負けない!ガッシュを王にできると思っていた!けど、ダメなんだ…」

清麿「オレが足手まといになっていることに…あの時は気づいていなかったんだ…」

ガッシュ「何を言う!あの時清麿が一緒に戦うと言ってくれたから私も清麿を信じることができて、バオウも本に現れたのだぞ!!」

清麿「けど、けどよ…」






ナゾナゾ博士「…」スタスタ

キッド「博士?」

ナゾナゾ博士「本は持たんよ…」

キッド「?」




ナゾナゾ博士「清麿くん」

清麿「!ガッシュ、攻撃…!」

ナゾナゾ博士「本を持っていない人間に攻撃をするのかね?少し休戦としようじゃないか」

清麿「え…?」

ナゾナゾ博士「見たところ君は悩んでいる。ジジイがカウンセリングしてあげよう…」

清麿「敵にまで情けをかけられるのか…クソッ、オレは…オレは……!!」

ナゾナゾ博士「まぁ話を聞け。ワシはな、昔は医者だった…」

ナゾナゾ博士「…孫を手術で死なせてしまった、ひどい医者だがな…」

清麿「…。」

ナゾナゾ博士「清麿くん、君はその『バリー』との戦いにすごく後悔しているようだね?」

清麿「…あぁ。」

ナゾナゾ博士「あの時ああしていれば、自分がもっと強ければ…でも、考えてても仕方がないとは思わないかね?」

清麿「…」

ナゾナゾ博士「その時の悔しさをばねにして、何かを始めなければ前には進めない。」

ナゾナゾ博士「ワシも、しばらく『何もしてない人』になったことがあった…でも、キッドとの出会いによって、こんな元気なジジイになった。」

ナゾナゾ博士「清麿くん。君に足りないのは反省ではない。過ちを認め、次につなげることだ。」

清麿「…」

ナゾナゾ博士「そうすることで、昔のことはいい、次は…と、頭を使うようになる。そうして新たな答えを導き出し、今度こそ正解を示す。」

ナゾナゾ博士「失敗は失敗なんじゃよ。反省しても仕方がない。」

清麿「……ナゼ、こんな話を?」

ナゾナゾ博士「さぁ、物知りは人に知恵を披露したがるものだからさ…それに…」

ナゾナゾ博士「悪しき者が徐々に力を集めつつある…」

ガッシュ(ゾフィスの事か…)

ガッシュ(しかし、ここで呼び止めてしまうとウォンレイと合流できなくなるかもしれぬ…)

ガッシュ(ここは黙っておくのだ)

ナゾナゾ博士「そんな時、君のような頼もしい仲間がほしかったからかもしれん…清麿くん、君はその不安定な心でありながらワシたちと互角に戦った。十分に強いぞ。もっと自信を持つことだ…」

清麿「……」


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