過去ログ - モバP「アイドルがオッサンに見える病気?」
1- 20
67: ◆qvf.IClkDc[saga]
2016/07/07(木) 19:02:17.05 ID:pm6vw2nT0
少女「いや、待ってくれ。もう決めた」

P「それは……」

美少女「……やってみよう」

P「本当ですか!」

美少女「ああ、私自身がアイドルになることで、得られるものもあるだろう」

美少女「この業界の行く末も、本当の意味での現場で感じ取ることもできる」

美少女「だが、覚悟しろ。中途半端は許さないぞ」

美少女「この私を決心させたんだ。君自身の手で、最後まで私をトップへと連れていけ。それが条件だ」

P「ええ、勿論ですよ。連れて行きます。あの輝きのステージへ」

美少女「ふっ、輝きのステージ、か。シンデレラを導く魔女である私が、常に影である私が……か」

美少女「まだ……ガラスの靴を履けるのか」

美少女「そうだな。ガラスの靴は……誰の胸にもある。いつだって、胸の中に」

美少女「ただそれは大人になるにつれて、見えなく……いや、見なくなるんだ」

美少女「自分が勝手に決めた12時の鐘で、心の奥にそっと仕舞いこむ」

美少女「私のガラスの靴は、とっくに埃をかぶっている。埃を落とすのはなかなかに苦労するぞ?」

美少女「楽しみにしている……フフフ」

P「では、また後で連絡を……」

P「……」

P「……なんか、どっかで聞いたようなポエムだよなぁ」

P「ただポエム系アイドルってのは新境地だな。蘭子とかと被らないように気を付けようっと」

P「しかし……何か変だな」キョロキョロ

P「何か事務所に、見知らぬ美少女がちらほらと……」

P「まあいいか。俺がやることは1つだ」

P「そこの君! そうそう、掃除係の! もしよかったら――」

■■■


晶葉「あ」

晶葉「そうだ。何を言おうとしていたか思い出した」

晶葉「あの解毒剤、副作用があったんだった」

晶葉「ふぅむ……オバサンが美少女に見える副作用か……」

晶葉「まあ慌てて伝える必要もないだろう」




<<前のレス[*]次のレス[#]>>
79Res/39.09 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice