過去ログ - 吹雪「目覚めると、そこは如月ちゃんのパンツだった」2
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931:伊吹 ◆PUtVFMzDHY[saga]
2017/10/27(金) 01:10:06.05 ID:F58Isqqoo
――身の危険が迫って、いる。
漸くこの状況が意味する所、意味するまずさを感じた。

慌てふためく吹雪を跨ぎ、見下ろして、初月は理解。
故に呆れ気味で、長く息を吐く。

初月「(……コイツは、余程の能天気なのか? 二重人格とすら疑える程だぞ)」

初月「……何を勘違いしているのか知らないが、婚姻、契り――そういった類いの『ケッコン』じゃあないぞ」

吹雪「へっ?」

初月「ケッコンカッコカリ、と言えばお前には伝わるか?」

吹雪「あ――ああ! あはは、いや、何だー! び、びっくりしましたよ!」

自分の勘違いに、気恥ずかしそうにする吹雪。
頬も赤く、愛想笑いするのが瀬戸の際だった。

――呑気だな。やる事は変わらないのに。


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