過去ログ - モバP「熊本弁がわからなくなった」
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1: ◆6t/f1Zm7mfW0[saga]
2016/06/24(金) 01:13:10.05 ID:5+H3ftYk0
モバP(以下P)(俺の名前はP。大型芸能プロダクション、346プロでアイドルのプロデューサーをやっている者だ)

P(『神崎蘭子』。俺が担当しているアイドルのうちの1人)

P(熊本出身の14歳。作りこまれた独特の世界観と、それがほつれて等身大の少女の顔が覗く瞬間のギャップが大きな魅力なのだが……)

蘭子「天駆ける翼、闇にたなびく一輪のカサブランカ…。運命の車輪が再び回り始める……」ゴゴゴゴ

P「お、おう…」

P(最近世界観のテイストが変わったというか作りこみが固くなったというか、とにかく最近素の状態の蘭子を見ていないような気がするんだよなあ)

P(それに…)

蘭子「我が友、ヴァルハラの同胞たち、Surmonter les de'fisそしてobligations…今ここにジェリコの喇叭を鳴らそうぞ」スッ

P「せ、せやな。今日も1日頑張ろう」

P(最近は熊本弁も文脈判断でしか分からなくなってきている)

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2: ◆6t/f1Zm7mfW0[saga]
2016/06/24(金) 01:16:05.42 ID:5+H3ftYk0
小梅「蘭子ちゃん…朝から小粋なジョークだね…」

飛鳥「原罪の果実は永遠の甘い予感の中で朽ち果てることを知らない…そういうことか。フッ…やはり蘭子には叶わないね…」フッ

P(こいつらに至っては何が言いたいのか皆目見当つかねーよ!!いったいどんな会話してるんだ)
以下略



3: ◆6t/f1Zm7mfW0[saga]
2016/06/24(金) 01:18:09.68 ID:5+H3ftYk0

蘭子「太古の種子…完全なる永久…因果律、そして星」ゴゴゴゴゴゴゴゴ

蘭子「グエルフとギベッリーニの相克…9つのファンネルを貫くコミュートス…」ゴゴゴゴゴゴゴゴ

以下略



4: ◆6t/f1Zm7mfW0[saga]
2016/06/24(金) 01:18:56.72 ID:5+H3ftYk0
P(俺たちは今とあるイベントに来ている)

P(ステージの上では蘭子が歌い、相当に盛り上がっているのだが…)

P「蘭子のファンがローティーンの女の子ばかりなんだよなあ…」
以下略



5: ◆6t/f1Zm7mfW0[saga]
2016/06/24(金) 01:20:40.40 ID:5+H3ftYk0
P「先輩ィ聞いて下さいよォ〜蘭子のやつがア〜」ヒック

765P「おいおい飲み過ぎだぞ…すみません!お冷下さい!」

P「水なんて飲んでる場合ちゃいますよ!!ビール!ビール!」ヒック
以下略



6: ◆6t/f1Zm7mfW0[saga]
2016/06/24(金) 01:21:28.09 ID:5+H3ftYk0
P「…?」

765P「千早は才能がある子だから…。いつか俺の下から飛び立ってしまうかもしれないって、ずっと怖かったんだ」

P「でも、千早ちゃんって…」
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7: ◆6t/f1Zm7mfW0[saga]
2016/06/24(金) 01:22:57.50 ID:5+H3ftYk0
765P「それはもちろん765プロの団結の力…、と言いたいところだけどそれだけじゃないだろうな」

765P「一番の理由は、千早がアイドルだからだ」

P「?」
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8: ◆6t/f1Zm7mfW0[saga]
2016/06/24(金) 01:23:43.08 ID:5+H3ftYk0
765P「うわなんだいきなり」

P「先輩!いえ師匠!今日はありがとうございました!!俺今から会社に戻ります!!」

765P「今から!?」
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9: ◆6t/f1Zm7mfW0[saga]
2016/06/24(金) 01:25:41.52 ID:5+H3ftYk0

P「蘭子ォ!仕事だア!!」バーン

蘭子「シェリダンの嘲笑、雷鳴は祝福の果実に突き刺さる…」ククク

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10: ◆6t/f1Zm7mfW0[saga]
2016/06/24(金) 01:26:38.68 ID:5+H3ftYk0
P「なんだバラエティーは不満か?」

蘭子「そうではない」

P「ん…?まあとにかく今日はバラエティの日だから。さっそく収録現場に移動しよう。俺は車を出してくるから」ソソクサ
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11: ◆6t/f1Zm7mfW0[saga]
2016/06/24(金) 01:28:00.44 ID:5+H3ftYk0
司会者「芸能人格付けチェックうウウゥー!!!」

P(バラエティと言えば…そう!芸能人格付けチェック!!)

司会者「只今より、皆様方には格付けチェックの方を受けて頂きます。
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12: ◆6t/f1Zm7mfW0[saga]
2016/06/24(金) 01:29:34.28 ID:5+H3ftYk0
【Aの部屋】

黒川千秋「…」

櫻井桃華「…」
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13: ◆6t/f1Zm7mfW0[saga]
2016/06/24(金) 01:33:17.45 ID:5+H3ftYk0
司会者「さあ最終問題の1流の盆栽見分け対決!正解はBの部屋!GACKTさんと神崎蘭子さん、全問正解です!」

GACKT「きみ、なかなかやるね」

蘭子「月光蝶は黄金の枝に翅の安息を見出すもの…。闇の歌い手よ、そなたにもウンディーネの加護があらんことを」フッ
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14: ◆6t/f1Zm7mfW0[saga]
2016/06/24(金) 01:34:44.11 ID:5+H3ftYk0
P(蘭子はホラーが苦手だったはず)

P(というわけで今日は小梅の番組で心霊ロケだ!俺はロケバスからモニター観戦と洒落込ませてもらうぜェ…)

P(さあ蘭子ォ…、魔法の時間はお終いだァ…か弱い少女の姿にもどり全国のS野郎の股間を慰めろォ…!)ビンビン
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15: ◆6t/f1Zm7mfW0[saga]
2016/06/24(金) 01:35:39.85 ID:5+H3ftYk0
小梅「あっちは…あの子の―

幸子「嘘ですやっぱり聞きたくありません!」

蘭子「異形の者達の吐息が闇に溶けている。ジュデッカの封印は爪の使者たちによって暴かれた…」
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16: ◆6t/f1Zm7mfW0[saga]
2016/06/24(金) 01:39:56.59 ID:5+H3ftYk0
P(一方その頃俺はロケバスの中でのびていた)

P(バスは現場の近くに止めていたわけで必然的に心霊スポットのど真ん中ということになり…)

P(いやこの話はやめておこう)
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17: ◆6t/f1Zm7mfW0[saga]
2016/06/24(金) 01:40:55.20 ID:5+H3ftYk0
司会者「夏だ!水着だ!女だらけの水泳大かァァァァァァァァい!!!!」ドンドンパフパフー

\ウオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!/

P(ポロリだあああアアアァァァアアア!!!!!!!!!)
以下略



18: ◆6t/f1Zm7mfW0[saga]
2016/06/24(金) 01:41:44.67 ID:5+H3ftYk0
スタッフ「あの!」

P「グッヘッヘ!アッはいなんでしょう」

スタッフ「346プロの方ですよね?蘭子ちゃんがまだ来てないんですけど」
以下略



19: ◆6t/f1Zm7mfW0[saga]
2016/06/24(金) 01:43:01.67 ID:5+H3ftYk0

P「蘭子ー、入るぞー」コンコンガチャ

蘭子「…」

以下略



20: ◆6t/f1Zm7mfW0[saga]
2016/06/24(金) 01:44:33.51 ID:5+H3ftYk0

P「俺はお前のプロデューサーだ。仕事上でのパートナーなんだ。ふざけてないでちゃんと分かるように話せ」

蘭子「…!」


21: ◆6t/f1Zm7mfW0[saga]
2016/06/24(金) 01:45:45.88 ID:5+H3ftYk0
P「今まではお前がまだ14歳の子供だから我慢してきたが、そろそろ限界だ。お前のその熊本弁な、ほとんど伝わってないんだよ。
俺じゃなくても伝わらない。ただの自己満足なんだよ」

蘭子「…」ジワッ

以下略



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