19:名無しNIPPER[saga]
2016/06/25(土) 01:01:24.33 ID:TkZhIM290
貰ったアイスはバニラ味だった。舌で触るとまだかなり冷たかったので、
ゆっくりと舐めながらアイスを食べていると、お姉さんが突然謝ってきた。
「それはそうとして、昨日はごめんね。家のお父さんが邪魔してあんまりお話出来なくて。」
「いえ、別に…。というか、昨日の話からだと、
お姉さんが店番サボったのが悪いんじゃないんですか。」
「む、まぁそりゃそうなんだけどさ…。いやぁ、泰葉は真面目だねぇ(ナデリナデリ」
「ちょ、急に頭撫でないで下さい///」
「ほれほれ〜♪」
「むぅ…」
そんなことをしている内に玄関が開いて、人影が覗いてきた。
お婆ちゃんかと思いきや、この時間はまだ二度寝していそうなお母さんが出てきた。
実家に帰るとお母さんは基本的に家事をお婆ちゃんに任せてぐーたらしていることが多い。
普段は結構しっかり者のお母さんが実家に帰るとぐーたらし始めるのは、
最初は驚いたが今では既に見慣れたものだ。
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