過去ログ - 泰葉「周子お姉ちゃん」
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7:名無しNIPPER[saga]
2016/06/24(金) 02:49:26.66 ID:fK/PMVIm0
あの後すぐ、お姉さんは後ろから現れたお父さんらしき人に連れていかれた。

「げ、いつの間に…。ていうか気づくの早くない?」

「全く、店番放り出してどこにいるかと思えば…。悪いな、嬢ちゃん。こいつに何か変なことされてないか?」

「え、あ、はい。まだ何も。」

「ちょ、まだって何さ。まだって。」

「お前は黙ってろって。」

お姉さんがおじさんに叩かれた。とは言っても軽く頭をはたいた程度のものだったが

「うー、酷い!私知ってるよ!DVって言うんでしょ、こういうの!」

「お前どこでそんな言葉を…」

「前テレビで聞いた。」

「たく、変な言葉ばっかり覚えて…。とにかく、帰るからな。

店の方は今母さんとバイトの人だけで忙しいんだから、お前も手伝え。」

どうやらこのお姉さんは店番をサボってここに逃げてきたらしいということは分かった。

私は、京都の和菓子屋さんの娘と言うと、もっと和風で優雅なお姉さんみたいなものを想像していたから、

実際はこうやってサボってお父さんに叱られているような…その、ダメダメな感じだと知ってびっくりした。



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