過去ログ - めぐみん「行ってらっしゃい、ゆんゆん」ゆんゆん「またね、めぐみん」
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26: ◆xW69XHZIXl2A[saga]
2016/06/24(金) 21:24:01.17 ID:OmZmP1SP0
 
  *  *  *




 楽しかった−−−−


 ゆんゆんとの日々は本当に楽しかったなぁ−−−−


 でも、それももう終わり。


 ゆんゆんは明日帰る。



 だから、明日で終わり。






 −−−−私は最後は……最後の最後は泣いて終わるのは嫌で。

 ゆんゆんの胸で泣いていた私は、ゆんゆんの腕を振りほどき距離をとった。


「ふぅ……、まったくゆんゆんは泣き過ぎですよ。もう80歳というのに、いつまでも子供なんですから……」

「う、うん。ごめんね。 って、あれ!? なんで私が子供扱いされているの!? 子供はめぐみんの方でしょう!? あんなに泣いてたんだから!」

「あっ、言いましたね! 最初に泣いたのは、ゆんゆんでしょう!? それに私には爆裂魔法があるのです! 悲しくなんかありません!」

「最初に泣いたのはめぐみんじゃない! って、痛い痛い! 髪を引っ張らないで!」



「……ぷっ、あははははは」

 それはどっちだったのだろう。
 気付いたら私達はお互いに笑っていた。

 いつも通り、いつも通りの日常。


 これが−−−−この日常がなんとなく嬉しい……愛おしい。


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