過去ログ - めぐみん「行ってらっしゃい、ゆんゆん」ゆんゆん「またね、めぐみん」
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33: ◆xW69XHZIXl2A[saga]
2016/06/24(金) 21:29:32.55 ID:OmZmP1SP0
 轟音と共に魔王戦でもなかった程の、すさまじい爆風が吹き荒れた。

 爆裂魔法に慣れているアクセルの街でも騒ぎになっているかもしれない、そんなかつてない規模の大魔法。

 そう! 大魔法だ!

 爆裂魔法を極めた最強の大魔法使いの私と、紅魔の里で随一の魔法使いのゆんゆん、この二人の魔法なのだ、これ以上の魔法が存在していいはずがない!







 爆煙がようやく晴れ、ゆんゆんが心底疲れたように。

「なんてデタラメなの……。こんな魔法初めて……。気を抜くとすぐに暴発しそうだし……」

 でも、とゆんゆんが言葉を繋ぐ。

「最高だったかも。なんていうか、心地よい爽快感。 うん。最後の最後でめぐみんがこの魔法に生涯をかけたのも納得できちゃった」

 一人で納得したゆんゆんが優しい表情で私を見てくる。

「ねえ、めぐみん。今の爆裂魔法どうだったかな? やっぱり私なんてまだまだだよね?」

「いいえ。過去……いや、未来においても最高の爆裂魔法でした。ありがとう−−本当にありがとう−−−−」





 ありがとう最高の親友。という言葉と共に、とびきりの笑顔をゆんゆんに送った。


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