2: ◆EfAxsxd6xU[saga]
2016/06/25(土) 17:22:27.68 ID:SmrfR4Nu0
―――雨が降っている。
それは冷たく降り続けて、私の体を濡らしていく。
でも、不思議と寒さは感じなかった。
目の前には、もう目を開けることの無い、私の大切な人がいる。
ほむら「どうして……?目を開けてよ!」
もう何度も呼びかけている。
だが、返事はない。
動く気配を感じることも、もう出来なくなっていた。
ほむら「返事してよ!鹿目さん!」
ほむら「まどか!」
何も答えてくれない。
耳に入るのは、ただ無慈悲に降り続ける雨の音だけ。
雨が、降っていた―――
16Res/7.53 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。