過去ログ - 島村卯月「シンデレラガール争奪戦?」塩見周子「そうだよー」
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12: ◆Ee6aKqE1Tg[saga]
2016/06/25(土) 21:16:30.04 ID:XWlLCFNw0
『争奪戦』当日。凛は卯月の控え室にいた。彼女は入り口のドアの近くに立っており、卯月の背中を見ていた。


「もう何回も言ったけど、こんな茶番つき合わなくていいんだよ卯月」

以下略



13: ◆Ee6aKqE1Tg[saga]
2016/06/25(土) 21:16:58.47 ID:XWlLCFNw0
「正直にいうとちょっと尊敬していた。後悔しないでいつも自分らしく生きているところとかね。でも今はよく分からない」

「私もよく分かりません。でも不思議なんです。周子さんのこと恨んだり怖いと感じたり、そんなこと全然無いんです。なんでなんでしょう……」

「卯月?」
以下略



14: ◆Ee6aKqE1Tg[saga]
2016/06/25(土) 21:17:27.22 ID:XWlLCFNw0
そしてライブがはじまる。


15: ◆Ee6aKqE1Tg[saga]
2016/06/25(土) 21:18:18.41 ID:XWlLCFNw0
島村卯月は舞台の上に立つ。

まっすぐ観客席を見つめ口をひらく。

歌う曲は『S(mile)ING!』
以下略



16: ◆Ee6aKqE1Tg[saga]
2016/06/25(土) 21:19:18.93 ID:XWlLCFNw0
ねえ卯月ちゃんは凄いんだよ。

あたしには無いものを持っているんだから。

あたしはいつも流されるまま生きてきた。
以下略



17: ◆Ee6aKqE1Tg[saga]
2016/06/25(土) 21:19:47.18 ID:XWlLCFNw0
そもそもこーゆー風に色々考えるのは苦手なのにさー。

だからあたしは『笑顔』も『挑戦』も分かんない。

さっぱりね。
以下略



18: ◆Ee6aKqE1Tg[saga]
2016/06/25(土) 21:20:15.43 ID:XWlLCFNw0
塩見周子は舞台の上に立つ。

まっすぐ観客席を見つめ口をひらく。

歌う曲は『青の一番星』
以下略



19: ◆Ee6aKqE1Tg[saga]
2016/06/25(土) 21:20:56.42 ID:XWlLCFNw0
周子さんはあんなことを言ってから、批判を受け続けました。

大人のみなさんから、

友達のみなさんから、
以下略



20: ◆Ee6aKqE1Tg[saga]
2016/06/25(土) 21:21:36.58 ID:XWlLCFNw0
でもあのパーティー以来、

私と会うとき周子さんの手はいつも震えていました。

そのとき私はふと思ったんです。
以下略



21: ◆Ee6aKqE1Tg[saga]
2016/06/25(土) 21:22:15.73 ID:XWlLCFNw0
周子さんのいいところを、

私勘違いしていたのかもしれません。

華やかさだけじゃなくて、
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