過去ログ - 島村卯月「シンデレラガール争奪戦?」塩見周子「そうだよー」
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3: ◆Ee6aKqE1Tg[saga]
2016/06/25(土) 21:11:11.17 ID:XWlLCFNw0
控え室にいる島村卯月は緊張のあまり体が固まっていた。


「もうちょっとリラックスしなよ、卯月」

以下略



4: ◆Ee6aKqE1Tg[saga]
2016/06/25(土) 21:11:39.50 ID:XWlLCFNw0
卯月は目を閉じ、こう続けた。


「私は普通でした。自分に自信が無くなって、自分にはなにもできないだなんて思ったこともありました。それでも凛ちゃんや未央ちゃんやプロデューサーさんや他にもたくさんの人たちに助けてもらって」

以下略



5: ◆Ee6aKqE1Tg[saga]
2016/06/25(土) 21:12:16.86 ID:XWlLCFNw0
パーティーも終盤に入った。

いよいよ4代目シンデレラガール塩見周子と5代目シンデレラガール島村卯月が舞台にあがる。

シンデレラガールの象徴であるガラスの靴を贈呈するセレモニーを行うのだ。
以下略



6: ◆Ee6aKqE1Tg[saga]
2016/06/25(土) 21:12:50.83 ID:XWlLCFNw0
いつもとは違う堅い口調で続ける。


「だからこのガラスの靴は返却しません」

以下略



7: ◆Ee6aKqE1Tg[saga]
2016/06/25(土) 21:13:24.30 ID:XWlLCFNw0
「ちょっと待ってよ、周子さん!」


騒ぎが収まらないまま終わってしまったパーティーをあとにし、凛は周子を追いかけていた。

以下略



8: ◆Ee6aKqE1Tg[saga]
2016/06/25(土) 21:13:51.86 ID:XWlLCFNw0
「そんな一方的な言い分通るわけないでしょ!?」

「そーかなー。少なくとも卯月ちゃんは乗り気みたいだけど」


以下略



9: ◆Ee6aKqE1Tg[saga]
2016/06/25(土) 21:14:22.33 ID:XWlLCFNw0
「ちょっとプロデューサー!」


卯月が『シンデレラガール争奪戦』を受け入れると決めてもなお凛の怒りはおさまっていなかった。

以下略



10: ◆Ee6aKqE1Tg[saga]
2016/06/25(土) 21:14:58.13 ID:XWlLCFNw0
ちょっと考えてほしいのだけれど、あんな大事な場でふざけるほど周子は不真面目か?いや、まあ、真面目ってわけでもないけども」

「それは……」

「そりゃ確かにめちゃくちゃだよ。選挙で決まった結果をくつがえそうだなんてふざけてるよ」
以下略



11: ◆Ee6aKqE1Tg[saga]
2016/06/25(土) 21:15:25.50 ID:XWlLCFNw0
塩見周子の『宣戦布告』は世間で大きな話題となった。

事務所の話題づくりと考えるものもいた。

塩見周子の腹いせだと考えるものもいた。
以下略



12: ◆Ee6aKqE1Tg[saga]
2016/06/25(土) 21:16:30.04 ID:XWlLCFNw0
『争奪戦』当日。凛は卯月の控え室にいた。彼女は入り口のドアの近くに立っており、卯月の背中を見ていた。


「もう何回も言ったけど、こんな茶番つき合わなくていいんだよ卯月」

以下略



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