過去ログ - 高垣楓「二分二十秒の気持ち」
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56: ◆K5gei8GTyk[saga]
2016/06/25(土) 23:42:00.83 ID:9gikU85z0
 楓「ふふっ」

 それでも楓は、幸せそうに笑う。

 今日この瞬間だけは、プロデューサーを独り占めできるのだから。

 お互いだけを見て、二人だけで話して、酌み交わすことができる。

 それだけで、十分すぎるほどに満足だった。


 楓「さて、と」

 やがて楓もソファから立ち上がる。

 もうすっかり冷めてしまったお湯を、沸かしなおさなければならない。


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