過去ログ - 【艦これ】提督「最高練度に達した艦娘が、本気を出すそうだ」【金剛シスターズ】
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11:名無しNIPPER[saga]
2016/06/26(日) 02:42:11.21 ID:Dbn24VX30
あの日以来、金剛姉妹は防衛圏外周の警備任務の命令しか下されなくなっていた。
ろくに整備されていない艤装、随伴は練度の低い駆逐艦のみ。
これでは戦闘になっても、まともに戦えないだろう。

「はあ・・・、困ったネー」

金剛がため息をついて、砂浜に座り込む。
最近はため息ばかり吐いている気がする。

「ここ、どこカナー」

そして案の定、戦闘になった直後から、艦隊は大混乱だった。
自身を囮に駆逐艦をなんとか逃がしたが、燃料不足と霧と潮流でどこまでも流され。
数日を経て、やっとこの陸にたどり着いたのだ。

「おなかすきマシたー・・・」

燃料は空、電探も支給されていないので現在地も測れず、どうしようもない。
できるのは寝転がることくらいだ。

「あ・・・、星・・・」

ひさしぶりだ。
もうずっと、下ばかり見ていた。

「キレイネー・・・」

何も考えたくない。
何もしたくない。
ただ、星空を見上げていた。

「ん? 誰か居るのか?」

そんな時、彼と出会った。


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