164:名無しNIPPER[saga]
2016/07/12(火) 22:21:11.35 ID:/Rb4bcbPO
  
 ゼブラ「で、渓谷地帯の神隠しはいつどこであるんだ」 
  
 男「わかんね」 
  
 ゼブラ「まぁ神隠しなんぞ予測も何も無いよな…」 
  
 ゼブラ「…ホントに帰ってしまうのか?」 
  
 男「…?あぁ」 
  
 男「もしかして寂しいのか?」 
  
 ゼブラ「……当たり前だ」 
  
 男「おっと…」 
  
 ゼブラ「オニヤンマをやめて、役立たずになった私を……捨てないでくれた……」 
  
 ゼブラ「育ててくれた、名前をつけてくれた、短い間だが、旅は楽しかった……」 
  
 ゼブラ「帰ってほしく、ない……もっと一緒に、いたい……」 
  
 ゼブラ「せめて、またここへ来てくれないか?」 
  
 男「……すまない、そんな無責任な約束は出来ない」 
  
 ゼブラ「ふ、ふふ、カッコつけて」 
  
 男「まだ帰る方法もわかってねぇんだ。ゆっくり行こうぜ」 
  
 ゼブラ「……私としたことが弱気になってしまったな……。よし、尻を蹴り飛ばしてでも帰らせてやる!」グシグシ 
  
 男「その意気だ」 
  
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