過去ログ - 【モバマスSS】 挑戦!イチゴパスタチャレンジ
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1:名無しNIPPER[sage]
2016/06/27(月) 23:03:09.12 ID:+qqKeexE0
「ふう…暑い暑い」

外回りから帰還、汗ばんだ身体が冷房によって冷却されていくのに文明の利器の有り難さを感じる

ジャケットをかけようとデスクに向かった所、机の上にそいつが置かれていた

「ん?何だこれ…?」

見た目はパスタだが色が違う。紅いぞ

これはいわゆるイチゴパスタというやつではなかろうか?噂には聞いていたが現物は初めて見る

丁寧にラップをかけられしっかりフォークも用意され、おまけに置き手紙まであるではないか


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2:名無しNIPPER[sage]
2016/06/27(月) 23:05:00.61 ID:+qqKeexE0
『おつかれ様ですプロデューサーさん。つかれた時には甘いモノがいいと聞きました。ぜひどうぞ』

イチゴ柄のメモに書かれた文の末尾には橘の文字

つまりこれはありすの手作りという事だ
以下略



3:名無しNIPPER[sage]
2016/06/27(月) 23:06:25.73 ID:+qqKeexE0
それはそれとして――

さてどうするか。俺は机の前でしばし思案する

確かに甘いモノは好きだ。パスタもよく食べる。だがこれは予想の範囲外だった
以下略



4:名無しNIPPER[sage]
2016/06/27(月) 23:07:00.58 ID:+qqKeexE0
椅子に座った俺は改めてそいつと向き合ってみる


天然由来、着色料一切無しの淡いピンク色をしたそいつは説明不要の存在感を放っていた

以下略



5:名無しNIPPER[sage]
2016/06/27(月) 23:07:35.22 ID:+qqKeexE0
さてお味はいかがなものだろうか、チュルリと一口




以下略



6:名無しNIPPER[sage]
2016/06/27(月) 23:08:13.27 ID:+qqKeexE0
このまま食べたとウソをついて捨てるなり何なりするのは簡単だろう

しかしそれはプロデューサーとしての前に、まず人として品性を疑うレベルだ

俺は決してありすの気持ちを無駄にしたくはない。何かいい案はないものか
以下略



7:名無しNIPPER[sage]
2016/06/27(月) 23:09:38.06 ID:+qqKeexE0
「実はかくかくしかじかという訳で」

「ははあ成る程、そういう事ね」


以下略



8:名無しNIPPER[sage]
2016/06/27(月) 23:10:17.28 ID:+qqKeexE0
さて対策を立てる前に、とりあえず加蓮にも試しに食べて貰おう


「どうだ?」

以下略



9:名無しNIPPER[sage]
2016/06/27(月) 23:11:35.78 ID:+qqKeexE0
「そう言えばさ、俺が小学生の頃は給食で苦手な物出てきたら全部牛乳で流し込んでたな」

「へぇー。給食かぁ…考えてみたらまともに食べた記憶、殆どないや」


以下略



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