112: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2016/06/30(木) 01:01:09.94 ID:tjwW3/1vo
ほむら「……なんて、偉そうなことを言ってるけど、そのインキュベーターから購入したのよね」
ほむら「たったひとつだけでこれだけ悶々とするんだから、もう買わない方がいいのかもしれないけど……」
ほむら「気が付けばあのページを開いて新着商品を確認してしまってるわ……」
113: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2016/06/30(木) 01:02:00.46 ID:tjwW3/1vo
ほむら「……えっ、待って、え、何これっ!?」
ほむら「こ、こんなまどか…私、見たことなくて…まるで女神みたい……!」
ほむら「普段のまどかとは違って、凛々しくて…女神のようなドレスも、伸ばしたロングヘアも…とても似合ってるわ……!」
114: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2016/06/30(木) 01:02:59.95 ID:tjwW3/1vo
ほむら「あとは無事届くのを待つだけね」
ほむら「……でも、これって本当にインキュベーターが考案してるのかしら。作ってるのは間違いないと思うけど」
ほむら「あのインキュベーターにこんなアイディアが出るとはどうにも信じられないわ……」
115: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2016/06/30(木) 01:04:09.74 ID:tjwW3/1vo
――数日後――
さやか「……あれからしばらく経つけど、ほむらの様子はおかしくなる一方だね」
まどか「うん……」
116: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2016/06/30(木) 01:04:48.10 ID:tjwW3/1vo
まどか「だって、そうとしか思えないんだもん……」
さやか「大丈夫だって。あぁもう、そんな泣きそうな顔しないの」
さやか「ほむらに何があって、どういう理由でまどかと距離取ってるかはわからないけど」
117: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2016/06/30(木) 01:05:20.56 ID:tjwW3/1vo
さやか「いや、だいぶ悩んでる顔してたからさ。あんま思い詰めるんじゃないよ?」
まどか「……ありがとう」
まどか(ほむらちゃんに距離取られちゃうなんて初めてで…どうしたらいいのかわかんないよ……)
118: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2016/06/30(木) 01:05:57.07 ID:tjwW3/1vo
――――――
ほむら「……これでよし」
ほむら「ふぅ…やっと組み立てが終わったわ……。何だって今回はこんなに部品多いのかしら……」
119: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2016/06/30(木) 01:06:30.99 ID:tjwW3/1vo
ほむら「……なんて恥ずかしいことも、このまどかには言えるのよね」
ほむら「はぁ……。まどかのことが好きで、両想いになりたいのに……」
ほむら「それが叶わないからってこれを買って、満足…とはいかないけど満たされて、罪悪感は大きくなって……」
120: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2016/06/30(木) 01:07:21.95 ID:tjwW3/1vo
ほむら「な、ななな、なん、何で普通に作って、あるのよ……!」
ほむら「前回がそうだったから、今回もそうなんだとばかり……!」
ほむら「わ…わた、私、み、見え、見ちゃった、のよね。た、例え作り物のフィギュア相手だとしても……」
121: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2016/06/30(木) 01:07:59.57 ID:tjwW3/1vo
ほむら「……待って。これを作ってるのはインキュベーターのはず、よね」
ほむら「だとしたら…私が見たのと同じものを見ているわけで……」
ほむら「胸元も、スカートの中も普通に作ってあるということは、つまり……」
122: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2016/06/30(木) 01:08:27.12 ID:tjwW3/1vo
Prrrrrrrr
ほむら「で、電話?まどか、から……?」
ほむら「……も、もしもし?」
197Res/107.41 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。