118: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2016/06/30(木) 01:05:57.07 ID:tjwW3/1vo
――――――
ほむら「……これでよし」
ほむら「ふぅ…やっと組み立てが終わったわ……。何だって今回はこんなに部品多いのかしら……」
119: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2016/06/30(木) 01:06:30.99 ID:tjwW3/1vo
ほむら「……なんて恥ずかしいことも、このまどかには言えるのよね」
ほむら「はぁ……。まどかのことが好きで、両想いになりたいのに……」
ほむら「それが叶わないからってこれを買って、満足…とはいかないけど満たされて、罪悪感は大きくなって……」
120: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2016/06/30(木) 01:07:21.95 ID:tjwW3/1vo
ほむら「な、ななな、なん、何で普通に作って、あるのよ……!」
ほむら「前回がそうだったから、今回もそうなんだとばかり……!」
ほむら「わ…わた、私、み、見え、見ちゃった、のよね。た、例え作り物のフィギュア相手だとしても……」
121: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2016/06/30(木) 01:07:59.57 ID:tjwW3/1vo
ほむら「……待って。これを作ってるのはインキュベーターのはず、よね」
ほむら「だとしたら…私が見たのと同じものを見ているわけで……」
ほむら「胸元も、スカートの中も普通に作ってあるということは、つまり……」
122: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2016/06/30(木) 01:08:27.12 ID:tjwW3/1vo
Prrrrrrrr
ほむら「で、電話?まどか、から……?」
ほむら「……も、もしもし?」
123: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2016/06/30(木) 01:09:05.25 ID:tjwW3/1vo
ほむら「……それは、今この電話じゃ駄目なのかしら?」
まどか『できることなら、直接会って話したいから……』
ほむら「……わかったわ。じゃあ、これからそっちに向かうわね」
124: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2016/06/30(木) 01:09:39.75 ID:tjwW3/1vo
ほむら「……でも、いつまでも距離取ってるわけにもいかないわよね」
ほむら「私は何もまどかに嫌われたいわけじゃ…ないのだから……」
ほむら「フィギュアを買ってしまったのも、避けてしまったのも…全部、まどかのことが……」
125: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2016/06/30(木) 01:10:06.78 ID:tjwW3/1vo
――――――
まどか「いらっしゃい、ほむらちゃん。来てくれてありがとう」
ほむら「……まどかに誘われたんだもの」
126: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2016/06/30(木) 01:10:42.67 ID:tjwW3/1vo
まどか(大丈夫かな……。うまく隠せたと思うけど……)
まどか(ほむらちゃんに電話したあとで、フィギュアを机に並べてることを思い出して)
まどか(来る前に全部箱に戻してクローゼットにしまうのも間に合いそうになかったし……)
127: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2016/06/30(木) 01:11:17.98 ID:tjwW3/1vo
まどか「……」
ほむら「ま、まどか……?今度は私のことをじっと見てるみたいだけど……」
まどか「……え?えと…と、特に意味はないよ、うん」
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