122: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2016/06/30(木) 01:08:27.12 ID:tjwW3/1vo
Prrrrrrrr
ほむら「で、電話?まどか、から……?」
ほむら「……も、もしもし?」
123: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2016/06/30(木) 01:09:05.25 ID:tjwW3/1vo
ほむら「……それは、今この電話じゃ駄目なのかしら?」
まどか『できることなら、直接会って話したいから……』
ほむら「……わかったわ。じゃあ、これからそっちに向かうわね」
124: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2016/06/30(木) 01:09:39.75 ID:tjwW3/1vo
ほむら「……でも、いつまでも距離取ってるわけにもいかないわよね」
ほむら「私は何もまどかに嫌われたいわけじゃ…ないのだから……」
ほむら「フィギュアを買ってしまったのも、避けてしまったのも…全部、まどかのことが……」
125: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2016/06/30(木) 01:10:06.78 ID:tjwW3/1vo
――――――
まどか「いらっしゃい、ほむらちゃん。来てくれてありがとう」
ほむら「……まどかに誘われたんだもの」
126: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2016/06/30(木) 01:10:42.67 ID:tjwW3/1vo
まどか(大丈夫かな……。うまく隠せたと思うけど……)
まどか(ほむらちゃんに電話したあとで、フィギュアを机に並べてることを思い出して)
まどか(来る前に全部箱に戻してクローゼットにしまうのも間に合いそうになかったし……)
127: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2016/06/30(木) 01:11:17.98 ID:tjwW3/1vo
まどか「……」
ほむら「ま、まどか……?今度は私のことをじっと見てるみたいだけど……」
まどか「……え?えと…と、特に意味はないよ、うん」
128: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2016/06/30(木) 01:11:56.03 ID:tjwW3/1vo
ほむら(まどかに誘われて部屋まで来たのはいいけど、どうしたものかしら……)
ほむら(2人きりになって、それから何をしたらいいかまで頭が回ってなかったわ……)
ほむら(ただ、何をするにしても突拍子もないことをしたりしないかが不安で……)
129: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2016/06/30(木) 01:12:29.26 ID:tjwW3/1vo
まどか「……ねぇ、ほむらちゃん」
ほむら「えっ?な、何?」
まどか「電話でも言ったけど…ほむらちゃんに聞きたいことがあるの……」
130: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2016/06/30(木) 01:12:57.59 ID:tjwW3/1vo
まどか「じゃあ、ほむらちゃんはわたしのことを悪いように思ってるわけじゃないってこと……?」
ほむら「当たり前じゃない。まどかのこと、悪く思うわけなんてないわ」
まどか「……なら、よかった。けど、だったらどうしてわたしのことを避けていたの?」
131: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2016/06/30(木) 01:13:28.25 ID:tjwW3/1vo
ほむら「……ごめんなさい。私、自分のことばかりで、まどかの気持ちを考えてあげられなかった」
ほむら「私の気持ちのせいで、まどかに辛い思いをさせてしまって……」
まどか「う、ううん、いいの。ほむらちゃんがわたしを嫌ってるわけじゃないのなら、それで」
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