67: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2016/06/29(水) 01:01:32.47 ID:Gganu/d0o
ほむら「えぇ。まどかはあくまで私の大切な友達で、さやかの言うような友情を超えた特別な気持ちは……」
ほむら「……持ってないわ」
さやか「なんだ、そうなのか。あたしはてっきりほむらはまどかのことが好きなんじゃないかって」
68: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2016/06/29(水) 01:01:59.26 ID:Gganu/d0o
さやか「わ、わかってるよ。こんなん言うのほむらにだけだって」
さやか(そうやってまどかを気遣うから好きだって思われるのに……)
ほむら「私に言うのもどうなのかしら……」
69: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2016/06/29(水) 01:02:50.46 ID:Gganu/d0o
――――――
ほむら「ただいま……」
ほむら「誰もいないのに、つい言ってしまうわね……」
70: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2016/06/29(水) 01:03:18.00 ID:Gganu/d0o
『その願い、叶えてあげるよ』
ほむら「……隠れてないで出てきたらどうかしら、インキュベーター」
QB「別に隠れていたわけじゃないよ。ただ、君の独り言を聞いて声をかけただけさ」
71: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2016/06/29(水) 01:03:44.81 ID:Gganu/d0o
QB「簡単な話さ。僕たちが君の為にまどかを用意してあげるよ」
QB「勿論、まどか本人とはいかないから作り物ということになってしまうけど……」
ほむら「作り物……?」
72: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2016/06/29(水) 01:04:15.44 ID:Gganu/d0o
ほむら「それで結構よ。ほら、さっさと失せなさい」
QB「……だけど、試作したまどかフィギュアも君が買ってくれないとなると廃棄するのももったいないし」
QB「別の誰かに譲ってしまうかもしれないね」
73: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2016/06/29(水) 01:04:42.46 ID:Gganu/d0o
ほむら「……それで、まどかの…を売ってくれるって」
QB「僕の提案を受けてくれたからね。まどかフィギュアはちゃんと売ってあげるよ」
ほむら「そ、そう。どうやってやり取りをするつもり?」
74: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2016/06/29(水) 01:05:13.30 ID:Gganu/d0o
ほむら「……はぁ。何をやってるのかしら、私は」
ほむら「あいつのやることなんて碌なものじゃないってわかってるはずなのに……」
ほむら「……で、でも、これでまどかのフィギュアが他の誰かの手に渡るのを阻止できたのだから」
75: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2016/06/29(水) 01:05:52.41 ID:Gganu/d0o
ほむら「……可愛い。このまどか、とても可愛いわ」
ほむら「可愛らしくて、可憐で、キュートで…凄く素敵……」
ほむら「どこから情報持ってきてるのか知らないけど、魔法少女姿のまどかもいいものね……」
76: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2016/06/29(水) 01:06:20.97 ID:Gganu/d0o
――――――
まどか「ふぅ……」
まどか(何とか無事に持って帰れた……。パパに見つかったときはどう言い訳しようかと思ってたけど)
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