11: ◆dQ0bQaBAkY[saga]
2016/06/29(水) 22:13:21.32 ID:p8Jfd81S0
ありす「……ん……」
巴「おぉ、ありす、大丈夫か?」
ありす「……友紀……さん……大丈……夫……」
12: ◆dQ0bQaBAkY[saga]
2016/06/29(水) 22:16:24.96 ID:p8Jfd81S0
巴「ミズキや安部の姐御達の注意より、今回の方が薬になったか?」
友紀「ん……」
巴「……相当堪えてるようじゃな」
13: ◆dQ0bQaBAkY[saga]
2016/06/29(水) 22:20:40.60 ID:p8Jfd81S0
巴「そういうもんじゃ。一度杯を交わしたからには、背を見てくれる限り女を見せるっちゅうのが流儀だと、ウチは信じとる」
友紀「交わしてはいないけど……そうだね、こんなあたしからでもまだ学んでくれるところがあるんだ」
ありす「…………」スースー
14: ◆dQ0bQaBAkY[saga]
2016/06/29(水) 22:21:54.92 ID:p8Jfd81S0
友紀「……ずっとイライラしてて、自分でもおかしいと思ってたけれど……」
巴「……」
友紀「ありすちゃんにまで心配させて、しかもお酒の管理も出来ずに酔わせちゃった……」
15: ◆dQ0bQaBAkY[saga]
2016/06/29(水) 22:23:03.92 ID:p8Jfd81S0
巴「ま……アレじゃ、主な要因は……キャッツが負けてたせいじゃろう」
友紀「そうだね……うん」
巴(ええんかいそれで……)
16: ◆dQ0bQaBAkY[saga]
2016/06/29(水) 22:23:51.14 ID:p8Jfd81S0
友紀「ちょっとここらで気合を入れ直して」
巴「ん?」
友紀「禁酒してみようかな」
17: ◆dQ0bQaBAkY[saga]
2016/06/29(水) 22:25:41.35 ID:p8Jfd81S0
友紀「当たり前のことを、当たり前にできることが何と難しいことかーーーってヤツだよ」
巴「小学生レベルじゃろうがソレは」
友紀「とにかく……みんな、変わろうとしてるんだよね。キャッツも、ありすちゃんも」
18: ◆dQ0bQaBAkY[saga]
2016/06/29(水) 22:26:16.67 ID:p8Jfd81S0
☆
ありす「……ん、あれ……ここは?」
巴「起きたけぇ」
19: ◆dQ0bQaBAkY[saga]
2016/06/29(水) 22:27:47.99 ID:p8Jfd81S0
友紀「ーーーと、いうわけで……今、病院行きの車を待っているところなんだ」
ありす「そうですか……気化したアルコールで……」
ありす「心配させてしまって、ごめんなさい」
20: ◆dQ0bQaBAkY[saga]
2016/06/29(水) 22:29:14.11 ID:p8Jfd81S0
友紀「……でね、ありすちゃん。今回のことで、あたしも思うところがあってね」
ありす「はい」
友紀「……あたし、事務所では禁酒することにしたんだ」
21: ◆dQ0bQaBAkY[saga]
2016/06/29(水) 22:32:00.80 ID:p8Jfd81S0
ありす「あの、巴さん」ヒソヒソ
巴「ん?」
ありす「私が寝てる間に、友紀さん、頭でも打ちましたか?」ヒソヒソ
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