過去ログ - 【安価・コンマ】あるジオン残党軍指揮官の物語・2 -SS速報VIP

過去ログ - 【安価・コンマ】あるジオン残党軍指揮官の物語・2

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888:名無しNIPPER[saga]
2016/07/22(金) 22:23:30.00 ID:5fGWFhtu0
「バラク、君の「ドム・バラッジ」の面制圧は今日も圧巻だった。MS2機に61式戦車9両、大した戦果だ」

「HAHAHAHA！オレがウルトラでグレートでスーパーな超エースパイロットだってことは隊長サンに言われななくても……」

「そしてナタリヤさん」

以下略

889:名無しNIPPER[saga]
2016/07/22(金) 22:25:14.09 ID:5fGWFhtu0
「ま、今回も隊長には負けたがねぇ！」

「そうそう！隊長サン、アンタやっぱスゲぇヨ！」

「私は大したことはしていないよ」

以下略

890:名無しNIPPER[saga]
2016/07/22(金) 22:26:50.73 ID:5fGWFhtu0
「だとしてもおかしいっつーノ！ハァ…監督兼4番バッター兼エースピッチャーみたいなモンじゃない！」

「流石は『摩利支天』、ってところだね」

『摩利支天』…それはある特定の者たちの間では良く知られていた名だった。

以下略

891:名無しNIPPER[saga]
2016/07/22(金) 22:28:20.27 ID:5fGWFhtu0
「フフッ…」

『摩利支天』カノン・ロンカイネン少佐は「グフ・ハンター」のコックピット内で困ったような微笑みを浮かべた。

「褒められても何も出せんよ？」

以下略

892:名無しNIPPER[saga]
2016/07/22(金) 22:31:41.45 ID:5fGWFhtu0
「やれやれ…」

こうしていると忘れそうになる時もある。自分たちの現状なども…

「それは急いで帰らなくてはならんな。練習は1日サボると３日のツケが来ると…」ﾋﾟﾋﾟｯ！

以下略

893:名無しNIPPER[saga]
2016/07/22(金) 22:32:28.28 ID:5fGWFhtu0
「どうしたんだ、ジェイスン？」

モニターにはミラージュフレイム隊の副隊長であり、「デルヴィッシュ」の車長でもある青年、ジェイスン・グレイ中尉の姿が映っていた。

「少佐、大変です」

以下略

894:名無しNIPPER[saga]
2016/07/22(金) 22:34:13.33 ID:5fGWFhtu0
--ギャロップ級陸戦艇「デルヴィッシュ」ブリッジ--

カノン「改めて名乗らせてもらおう。カノン・ロンカイネンだ」ｽｯ

以下略

895:名無しNIPPER[saga]
2016/07/22(金) 22:35:06.24 ID:5fGWFhtu0
カノン「かけたまえ」

ローラ「お気遣いに感謝するのです」

2人の「指揮官」はブリッジに先程持ち込まれたばかりの椅子に腰を下ろした。

以下略

896:名無しNIPPER[saga]
2016/07/22(金) 22:36:54.20 ID:5fGWFhtu0
カノン「さて…本来なら「友軍」と出会えた感慨に浸ったり、互いを知るための自己紹介をしたりと行きたいところなんだが…」

ローラ「今回は残念ながらその様な事をしている時間はないのです。祝宴なら明日以降にでも開けるのです」

カノン「そうだな。本題に入ろうか」

以下略

897:名無しNIPPER[saga]
2016/07/22(金) 22:38:47.85 ID:5fGWFhtu0
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カノン「諄い様だがもう一度だけ言わせてくれたまえ。感謝する」

以下略

898:名無しNIPPER[saga]
2016/07/22(金) 22:43:03.51 ID:5fGWFhtu0
ローラ「グフ・カスタムを傷付けてしまったのはわたくしであって貴女ではないのですよ」ｽｸｯ

ローラは席から立ち上がりながら言った。

ローラ「わたくしの責はわたくしが負うべきものなのです。貴女は何も負われなくて構わないのですよ」

以下略

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