過去ログ - 【安価・コンマ】あるジオン残党軍指揮官の物語・2 -SS速報VIP

過去ログ - 【安価・コンマ】あるジオン残党軍指揮官の物語・2

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972:名無しNIPPER[saga]
2016/07/28(木) 17:17:08.98 ID:AIcrs1Yt0
「定時連絡」は終了した。

地面に置いてある通信機の電源が「切られた」

連邦軍偵察兵「………っ…はぁ…はぁ…はぁ……」

以下略

973:名無しNIPPER[saga]
2016/07/28(木) 17:18:29.45 ID:AIcrs1Yt0
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突然「ラコタ」の運転席と助手席の「2人」の額から血を吹き出した。その次の瞬間に後部座席の「2人」の額からも血が吹き出した。

連邦軍偵察兵「？！」

以下略

974:名無しNIPPER[saga]
2016/07/28(木) 17:20:17.25 ID:AIcrs1Yt0
「ジオン残党軍」は3つの要求を口にした。

「本部に通信を入れること」
「通信中は自分たちが指示した言葉以外発さないこと」
「通信内容は自分たちにも聞こえるようにすること」

以下略

975:名無しNIPPER[saga]
2016/07/28(木) 17:21:34.73 ID:AIcrs1Yt0
ローラ「要求を聞いてくだされば「解放」を、要求を聞いてくださらなければ「銃弾」をプレゼントさせていただくのですよ」

痛い…体から血が抜け出ていることが感覚で理解できた。

ローラ「はい、か、いいえ、のどちらかでお答えしていただきたいのです」

以下略

976:名無しNIPPER[saga]
2016/07/28(木) 17:22:26.37 ID:AIcrs1Yt0
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ローラ「ええ、貴方は解放して差し上げるのですよ」

以下略

977:名無しNIPPER[saga]
2016/07/28(木) 17:23:41.34 ID:AIcrs1Yt0
死の恐怖に晒され続けていたのだ。
その象徴とでも言うべきものが頭から離れた。
気が抜けてしまったのは仕方がないと言うものだろう。

ローラ「ロンカイネン少佐」

以下略

978:名無しNIPPER[saga]
2016/07/28(木) 17:25:51.15 ID:AIcrs1Yt0
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ローラ「可能な限り節約しなくてはならないのですよ」

サウロペルタ「２号車」の前でローラは手の腹で顔に付いた返り血を拭いながら言った。

以下略

979:名無しNIPPER[saga]
2016/07/28(木) 17:27:29.68 ID:AIcrs1Yt0
ローラ「『シャワーを使用させろ』とご命令はされないのですね」

カノン「私は「命令を下す」と言う行為が苦手なものでね。それでシャワーは…」

ローラ「ご自由にお使いください。水にだけは不自由していないのです」

以下略

980:名無しNIPPER[saga]
2016/07/28(木) 17:28:22.65 ID:AIcrs1Yt0
オリビア「機材と武器、弾薬類の積み込みが完了しました」

カノン「お疲れ様」

ローラ「……お疲れ様なのです」

以下略

981:名無しNIPPER[saga]
2016/07/28(木) 17:29:08.90 ID:AIcrs1Yt0
ローラ「思わぬものを手に入れることが出来たのです」

カノン「君のおかげだ」

バラク「でもってオレのおかげでもある！」

以下略

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