23: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2016/07/01(金) 19:12:26.58 ID:5MZvt89P0
権力者には男が多い。この法律を作ったのも男。
男なんてのは女を性欲の対象か、子供を産む道具にしか思っていない。だから、男は嫌い。
魔法使い(……だけど)
武闘家「あ、オシャレなベンチがある! ね、座ろうよ!」
例え、そんな法律が無かったとしても――
武闘家「久しぶりだよね、魔法使いちゃんと2人きりは!」
魔法使い「そうね。旅を始めてからは、仲間の誰かがいたものね」
武闘家「皆いい人だから好きだけど…でも、やっぱり魔法使いちゃんと一緒だから幸せ」ヘヘ
魔法使い「……羨ましいわ、あんたのそういう性分」
武闘家「え?」
私はきっと、武闘家に想いを伝えられない。
魔法使い「幼いとこよ。いつになったら手がかからなくなるのかしら〜?」
武闘家「えぇー。見捨てないでよ、魔法使いちゃーん」ギュゥ
魔法使い「あーもうっ、わかったから離れなさいよ!」
武闘家はさっき、勢いよく抱きついた方が"彼女"を感じられると言ったが――私にとっては、逆。
昔からの距離感。友達という距離感。その変わらない距離感で一緒にいる方が、彼女を強く感じていられる。
その距離を詰める必要なんてない。だって私の気持ちは、秘めていなければならないもので――
魔法使い(いつか…離れちゃうんだろうな)
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