38: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2016/07/02(土) 17:29:59.19 ID:5HfrqQBu0
僧侶「あの、そろそろいいでしょうか」
盗賊「うー。友情が眩しいです」
魔法使い「わわっ、2人とも!?」
僧侶「言っておきますが、武闘家さんに忠告したのは私ですよ。勇者様の行動が怪しい、と……」
魔法使い「そ、そうだったの。ありがとう…って、何で?」
盗賊「男の人を苦手としてる魔法使いちゃんに、下心を持った勇者君が近づこうとしている。これは由々しき事態なのです」
僧侶「そういうことです。……まぁ、私としても勇者様の関心が他の女性に向くのは好ましくありませんし」
盗賊「僧侶ちゃんは素直じゃないのです。魔法使いちゃんのこと本当に心配してたのに」
僧侶「……そんなことありません」プイ
魔法使い「盗賊、僧侶……」
僧侶「……何ですか?」
魔法使い「2人とも、男の趣味は悪いけど……何て、いい子達なのっ!!」ギュッ
盗賊「えっ?」
僧侶「っ!」
魔法使い「こんな私のこと心配してくれるなんて、嬉しくて嬉しくて……」
僧侶「そ、それは…仲間、ですし……」
盗賊「そうなのです。それにボク達、魔法使いちゃんのこと好きですよ」
武闘家「うぅー、いいなぁ。私なんか魔法使いちゃんからギュッとして貰ったことないのにー」
僧侶「ま、まぁ…。とにかく、魔法使いさんはしばらく単独行動をやめましょう」
盗賊「と、いうことで〜…一緒にお風呂入るのです!」
魔法使い「え、ええぇーっ!?」
武闘家「行こう行こう!」
僧侶「裸の付き合いも大事ですよ」
盗賊「絶対に逃がさないです〜♪」
魔法使い(ちょっ……普通にヤバいってー!!)
その後、風呂場で煙幕魔法を使うという手段でとりあえず乗り切った。
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