52: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2016/07/03(日) 19:38:11.58 ID:pUUG/5wW0
その日からは、魔王城に一直線だった。
武闘家「どりゃっ、せええぇぇいっ!!」バキィ
魔法使い「巨神兵の鎧をブチ破る程になったわ…。恐ろしい子」
武闘家「筋肉に、できないことなんてないんだよ!」
勇者「あ、ははは。武闘家は凄いなぁ〜」
魔法使い(恐れてる恐れてる)
勇者は武闘家や、彼女と常に一緒にいる私にチョッカイをかけてくることはなくなった。
盗賊「隠し通路を見つけたです! これで、魔王城まで大分近道になるですよ!」
盗賊の様子に変わりはない。内心は姫様に会えなくて寂しがっているだろうけど、それを表に出すことはない。
勇者「僧侶…ちょっといいかな?」
僧侶「……はい」
魔法使い(またやってるわ……)
僧侶と勇者は、奇妙な関係を続けている。覗き見ているわけでないので、何をしているかは知らないけど……。
魔法使い「今日もお疲れー。あぁ疲れた」ドサッ
武闘家「魔法使いちゃん、一緒に寝るー?」ドサッ
魔法使い「バッ…バカじゃないの!? 子供じゃないんだし、1人で寝なさい!!」
盗賊「でも、この宿のベッドは大きいのです。これは皆で寝ないと損なのです」
魔法使い「意味がわからないわ」
僧侶「皆さん、魔法使いさんを取り押さえますよ」
魔法使い「ちょっ」
武闘家「えーい♪」ギュッ
盗賊「やー! なのです!」ギュッ
僧侶「ふふっ、たまにはいいでしょう」ギュッ
魔法使い(色々とヤバいわあああぁぁ!!)ドキドキドキドキ
私達女子4人は、仲良くやっていた。
119Res/81.92 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。