過去ログ - 男「リビングデッド・ジェントルマン」
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13: ◆XkFHc6ejAk[saga]
2016/07/02(土) 21:42:47.91 ID:dRm6M0bC0
男「ふう、お疲れ様でした。疲れましたね」

少年「ああ」

青年「うう、腰が痛い」サスサス

女「お疲れ様。冷たいお茶とサンドイッチを作ってきたよ……」

少年「おう、悪いな女」

男「いただきましょうか」

青年「はい!」スッ

青年「……おお、美味しい!」

男「女さんの作るサンドイッチは美味しいでしょ?」

女「そうかなぁ……特に変わった事はしてないけど」

少年「いや、これは美味い。パンに塗られたバターに黒胡椒が混ぜられてるな。ピリッと引き締まっていて良い味だぞ」

青年「なるほど……」

男「御馳走様でした」

青年「……そう言えば、男さんって死んでるんですよね?」

男「ええ、もちろん」ニコ

青年「ご飯とか、食べても平気なんですか?」

男「駄目ですね」

青年「えっ」

男「消化機能自体が死んでいます。ですので私は食事を摂る必要自体ありません」

青年「そうなんですか……」

男「この後、全て吐き戻しますよ。胃がパンクしてしまいますから」

青年「うわ……聞かなきゃ良かった……」

少年「その癖身体は腐らないんだよなぁ。そもそもお前味覚も無いだろうが。無駄に食うなよ」

男「女さんがせっかく作ってくれたんですよ? その気持ちを無下にするなんて出来ません」ニコ

青年「あ、そう言えば、少年君は何処に住んでるの?」

少年「俺は102号室だ。あまり此処に滞在しないが、まぁたまに会う事もあるだろう」

男「ああ、会ったのは初めてですもんね。彼は「不死鳥」でして。私とは不死身仲間ですよ」

少年「お前みたいな出来損ないと一緒にするな。女の治癒が無けりゃ傷も治せねえくせに」

青年「不死鳥……何度も灰になって甦るっていう、あの……」

少年「ああ。さて、疲れた事だし、帰って少し寝るかな」

女「私も……」

男「さて、帰りましょうか」

青年「そうですね」


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