過去ログ - 暁「加賀さん加賀さん」 加賀「?」
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116:名無しNIPPER[saga]
2016/07/13(水) 20:04:33.53 ID:6nyxdTwCO

それから数日、休みながらも移動を続けてたどり着いたのは
海に面した鎮守府とは打って変わった山中の家
それは意外と大きくて、屋内外から子供の元気な声が聞こえる
そして

「先輩…?」

加賀「!」

彼女が居た
鎮守府でも最近まで聞いていた声
けれども久しく聞いていなかった彼女の声

加賀「貴女…」

翔鶴「先輩…お久し振りです。無事で…良かった」

夢のような現実は、そう簡単に受け止められなくて
彼女が駆け寄って、抱き付いてきてからようやく
私の体は動かせるようになった

気持ちのように強すぎないように
そう気をつけながら、抱き返すと
しっかりとした、命の温かさを感じて……現実だと、信じられた


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