過去ログ - 暁「加賀さん加賀さん」 加賀「?」
↓ 1- 覧 板 20
15:名無しNIPPER[saga]
2016/07/04(月) 08:47:09.57 ID:6zVra42JO
加賀「加賀です」
執務室の扉を叩いて名乗る
電「入っても平気なのです」
いつもの声が聞こえてから、失礼します。と、一言
扉を開けてなかに入ると
真っ正面に空席一つと書類を抱えた秘書艦の電さんが見えた
加賀「提督は外出?」
電「はい」
電「先ほど、如月型四番艦を迎えに」
加賀「また、なのね」
電「駆逐艦は盾なのです」
電「低コストで量産ができ、欠けても戦力的に影響はないのです」
冷めた口調の初期艦であり秘書艦である電さんの表情は
裏腹に、悲しさが滲み出ていた
私もまだ一番艦だけれど
ここに来てからの年月は当然ながら彼女よりも短い
つまり、この駆逐艦は精神的には私よりもずっと、大人だ
電「なので、加賀さんはあまり駆逐艦に関わらないことをおすすめするのです」
加賀「暁さんのこと?」
電「なのです」
電「明日には、二番艦になっているかもしれません」
電「同じ言葉を繰り返す」
電「その辛さは、瑞鶴さんを見ているのなら」
電「よく知っているはずなのです」
133Res/93.22 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。