過去ログ - 暁「加賀さん加賀さん」 加賀「?」
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83:名無しNIPPER[saga]
2016/07/09(土) 22:53:44.27 ID:/5fAOJZqO
だけれども、しかしながら
避けたという回答は私に一つの解を与える
答えられないような表情である。と
加賀「そう、ね」
精神的に弱っているという点の否定はできない
いや、戦力的な意味でも否定は出来ない
私は私が役立たずであると気づいた
何もかもに恐れを抱き、怯え
不安を抱き、生存―逃走―を意識してしまう
軍人としても軍艦としても無能になっていると私は知った
そんな私が
《そんなお前が》
なんの役に立つというのか
《なんの為になるというのか》
軍人として終わっているのなら
《軍艦として終わっているのなら》
死んでしまえ
《壊れてしまえ》
加賀「嗚呼…」
加賀「これが、死を恐れない弱さ」
瑞鶴「?」
どうせ死ぬのなら…金剛も提督も巻き込んで…壊れてしまおう
直せないよう念入りに、すべてを飲み込む破壊の力で
誰かが言った、誇れるように生きてほしいという言葉が
どこかで聞こえた気がした
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