過去ログ - ワルトリ×物語シリーズ 暦ネイバー其の参
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14:慧眼スイッチ[sage]
2016/07/02(土) 21:02:46.09 ID:3Dg+Njs/0
僕の思考を無視して状況は進んでゆく。戦場ヶ原はどこから取り出したのか、両手いっぱいに文房具を握りしめている。

「僕らなら力になれるかもしれないんだ。頼むから話を聞いてくれ、戦場ヶ原。」

「いつ?どこで?私があなたに力になって欲しいと言ったの?それはあなたの自己満足よ。そんなのに付き合っている暇は私にはないわ。」

「阿良々木。もうやめとけ。」

荒船が僕の肩に手をおく。

「じゃあね、荒船君。阿良々木君。」

「おい、まて戦場ヶ原!離せ荒船!」

「なんでそこまでする?阿良々木。」

「僕は、彼女に僕やカゲみたいに自分に負い目を持ったまま生きていて欲しくないだけだ。だから、離せよ、荒船。」

「わかったよ。好きにしろ。」

「すまん、恩に着る。」

僕は廊下に一人荒船を残したまま戦場ヶ原を追った。

「あ、忍が来たら頼む!」



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