109: ◆HUg149YDMA[sage saga]
2016/07/08(金) 11:34:37.80 ID:KFIugArw0
「みなさん、今日は私達のライブに来てくださってありがとうございます。この歌は、今を悩んでいる人、あと一歩が踏み出せない全ての人へ送る応援の歌です。」
「聞いてください。oh love & piece。」
110: ◆HUg149YDMA[sage saga]
2016/07/08(金) 15:36:17.53 ID:KFIugArw0
凛ちゃんと真姫ちゃんとのいつもの帰り道も、今日は胸がいっぱいです。
「今日の花陽はいつもより、一段と可愛かったわよ。」
不意に真姫ちゃんに褒められる。
111: ◆HUg149YDMA[sage saga]
2016/07/08(金) 15:37:01.87 ID:KFIugArw0
「だから凛は言ってるにゃ。かよちんは可愛いって!」
「凛はいつでもどこでも、花陽が可愛いんでしょ。」
2人の言い合いも、どこか照れ隠しみたいに見えて微笑ましくなってくる。
112: ◆HUg149YDMA[sage saga]
2016/07/08(金) 15:37:41.91 ID:KFIugArw0
「凛は、いつでもかよちんの味方だにゃ!」
「別に、私は花陽ならちゃんとできるって思ってたわよ。」
うふふ。
113: ◆HUg149YDMA[sage saga]
2016/07/08(金) 15:38:58.35 ID:KFIugArw0
「でもまさか、穂乃果ちゃんに諭されるなんて意外だったにゃ。」
「ま、それは少し同感ね。」
凛ちゃんも真姫ちゃんも凄い言い様だなぁ。
114: ◆HUg149YDMA[sage saga]
2016/07/08(金) 15:39:44.01 ID:KFIugArw0
偉そうに言っちゃえば、新学期に入ってから、穂乃果ちゃんは何だか頼もしくなったような気がします。
3年生になると、やっぱり何か違う意識の違いが出てくるのかな?
このとき、私は穂乃果ちゃんの頼もしさが心の裏返しだった事に、まだ気づいていませんでした。
115: ◆HUg149YDMA[sage saga]
2016/07/09(土) 01:23:44.22 ID:lU97nRT00
【 亜里沙side 】
私の大好きなお姉ちゃん。
私の尊敬する海未さん。
116: ◆HUg149YDMA[sage saga]
2016/07/09(土) 01:25:24.46 ID:lU97nRT00
音ノ木坂学院の入学式。
理事長や穂乃果さんのスピーチを聞きながら、私は逸る気持ちを抑えることでいっぱいでした。
「亜里沙、もうちょっと落ち着いた方がいよ。」
117: ◆HUg149YDMA[sage saga]
2016/07/09(土) 01:26:36.50 ID:lU97nRT00
入学式が終わり、教室でホームルームも終わると、私は居ても立っても居られずに雪穂の所へ一直線に向かいます。
「雪穂!ついに時が来たよ!アイドル研究部に行こう!」
せかす私とは対照的に、雪穂は落ち着いて私を制します。
118: ◆HUg149YDMA[sage saga]
2016/07/09(土) 01:27:35.29 ID:lU97nRT00
ついに、憧れのμ's、もといアイドル研究部の部室の前に来ています。
「どうしよう雪穂!」
自分でももう、訳の分からない事を言ってるような気がします。
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