114: ◆HUg149YDMA[sage saga]
2016/07/08(金) 15:39:44.01 ID:KFIugArw0
偉そうに言っちゃえば、新学期に入ってから、穂乃果ちゃんは何だか頼もしくなったような気がします。
3年生になると、やっぱり何か違う意識の違いが出てくるのかな?
このとき、私は穂乃果ちゃんの頼もしさが心の裏返しだった事に、まだ気づいていませんでした。
115: ◆HUg149YDMA[sage saga]
2016/07/09(土) 01:23:44.22 ID:lU97nRT00
【 亜里沙side 】
私の大好きなお姉ちゃん。
私の尊敬する海未さん。
116: ◆HUg149YDMA[sage saga]
2016/07/09(土) 01:25:24.46 ID:lU97nRT00
音ノ木坂学院の入学式。
理事長や穂乃果さんのスピーチを聞きながら、私は逸る気持ちを抑えることでいっぱいでした。
「亜里沙、もうちょっと落ち着いた方がいよ。」
117: ◆HUg149YDMA[sage saga]
2016/07/09(土) 01:26:36.50 ID:lU97nRT00
入学式が終わり、教室でホームルームも終わると、私は居ても立っても居られずに雪穂の所へ一直線に向かいます。
「雪穂!ついに時が来たよ!アイドル研究部に行こう!」
せかす私とは対照的に、雪穂は落ち着いて私を制します。
118: ◆HUg149YDMA[sage saga]
2016/07/09(土) 01:27:35.29 ID:lU97nRT00
ついに、憧れのμ's、もといアイドル研究部の部室の前に来ています。
「どうしよう雪穂!」
自分でももう、訳の分からない事を言ってるような気がします。
119: ◆HUg149YDMA[sage saga]
2016/07/09(土) 01:28:22.15 ID:lU97nRT00
「雪穂ちゃん!亜里沙ちゃん!来てくれたんだにゃ!」
そう言って出迎えてくれたのは、凛さん。
みんなの笑顔が、待ってました!って言ってるように見えたのは自意識過剰かな。
120: ◆HUg149YDMA[sage saga]
2016/07/09(土) 01:29:22.67 ID:lU97nRT00
「アイドル研究部に入りたいです!よろしくお願いします!」
私達は、穂乃果さんに入部届を出したんだけど、それを受け取った穂乃果さんは花陽さんに用紙を渡す。
え?
121: ◆HUg149YDMA[sage saga]
2016/07/09(土) 01:30:21.77 ID:lU97nRT00
「はい。確かに入部届は預かりました。これからよろしくお願いしますね。」
入部届を受け取った花陽ちゃんが、ニッコリと笑顔を向けてくれます。
「二人とも、こっちへ来て座ったらいいわ。」
122: ◆HUg149YDMA[sage saga]
2016/07/09(土) 01:31:49.36 ID:lU97nRT00
穂乃果さんがライブに一緒に出ようって言ってくれたら、雪穂が頭をブンブン振りながら断る。
そうだよね、まだ何にもしていない私達が出ても、足手まといになるばっかりだよね。
すると、海未さんが綺麗な笑みを浮かべながら、私達にも出来るでしょう?と言ってきた。
123: ◆HUg149YDMA[sage saga]
2016/07/09(土) 01:32:56.32 ID:lU97nRT00
結局は、まだ早いだろうって事で、ライブの参加は見送られてしまって、ちょっと残念です。
その代わり、ことりさんの今まで作った衣装をアピールしたいからと言う事で、モデルをすることになりました!
ハラッセォ!
124: ◆HUg149YDMA[sage saga]
2016/07/09(土) 02:38:45.21 ID:lU97nRT00
そのあと、私達の歓迎会と言う事で、近くのファミレスで乾杯です。
あぁ、これからこんなに素敵な学院生活を送れるなんて…、私は神様に感謝しました。
みなさんと楽しくおしゃべりをして家に帰ると、お姉ちゃんが先に帰ってきているみたいです。
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