139: ◆HUg149YDMA[sage saga]
2016/07/11(月) 00:06:44.91 ID:+6kWbwKn0
希さんはみんなを諭すように続けます。
「ウチもOBだから、相談ならいつでも聞くけど、最初はやっぱりみんなが考えんとね。そういうのも青春なんじゃない?」
希さんが凄く大人に見えました。
140: ◆HUg149YDMA[sage saga]
2016/07/11(月) 00:11:27.89 ID:+6kWbwKn0
みんなできちんと話し合う。
どこか花陽さんに遠慮して、あまり触れないようにしていた気がします。
希さんに言われた通りにしてみようという事になり、私達は部室に戻ってきました。
141: ◆HUg149YDMA[sage saga]
2016/07/11(月) 00:12:21.31 ID:+6kWbwKn0
「海未ちゃん、みんなぁ!ライブだよ、ライブしようよ!花陽ちゃんがセンターで!」
みんなが、『え〜〜〜!』と声を揃えました。
それもそのはずです。
142: ◆HUg149YDMA[sage saga]
2016/07/11(月) 00:13:21.88 ID:+6kWbwKn0
はあっ、はあっ!
いつもの練習より、速く走れてるかも…
。
早く、早くお姉ちゃんの所に行かないと。
143: ◆HUg149YDMA[sage saga]
2016/07/11(月) 00:15:24.30 ID:+6kWbwKn0
「大変だよ!花陽さんが私でライブなのっ!」
「何ですって!花陽がセンターで亜里沙もライブに出るの?!ハラショー!」
あ…通じてる。
144: ◆HUg149YDMA[sage saga]
2016/07/11(月) 00:16:34.64 ID:+6kWbwKn0
「それにしても、よく花陽がセンターを了承したわね。」
「えっとね、今1年生の中で、ちょっと花陽さんのイメージが悪くって。」
「花陽のイメージが悪い?あぁ、例の新入生歓迎会の時のスピーチね?」
145: ◆HUg149YDMA[sage saga]
2016/07/11(月) 00:19:37.95 ID:+6kWbwKn0
「首謀者は穂乃果だったのね。ふふ、それでいつやるの?」
「来月の半ば、まだ細かい日程は決めてないの。」
「入部して1か月半くらいか…まあ妥当なところよね。」
146: ◆HUg149YDMA[sage saga]
2016/07/11(月) 00:20:58.44 ID:+6kWbwKn0
「これは是非とも見に行かないとね。希とにこにも教えてあげましょっと。」
そういうとお姉ちゃんは、携帯を探してバタバタとキッチンを出ていきます。
あんなに楽しみにしてもらえるなんて、私も頑張らないと!
147: ◆HUg149YDMA[sage saga]
2016/07/11(月) 00:25:44.82 ID:+6kWbwKn0
ライブが決定して2週間ほどで、曲は完成しました。
この制作能力の高さも、μ'sの凄い所だったんだと改めて気付かされます。
次はその曲に合わせて、凛さんを中心に振り付けとフォーメーションの組み立て。
148: ◆HUg149YDMA[sage saga]
2016/07/11(月) 00:26:45.04 ID:+6kWbwKn0
「ところどころにポーズの入る箇所がありますが、そこは各自で検討してください。」
海未さんが言うには、今までも決めポーズはフリーでそれぞれが考えていたそうです。
後でバランスは考慮しますけどねとも言ってたけど、自分で考えるかぁ…。
149: ◆HUg149YDMA[sage saga]
2016/07/11(月) 00:28:00.30 ID:+6kWbwKn0
私が言った瞬間、海未さんがピクッとすると、体が震えてものすごいオーラが出ています?!
「亜里沙ちゃん、それは禁句だにゃ・・・。」
そう言いながら後ずさる凛さん。
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