146: ◆HUg149YDMA[sage saga]
2016/07/11(月) 00:20:58.44 ID:+6kWbwKn0
「これは是非とも見に行かないとね。希とにこにも教えてあげましょっと。」
そういうとお姉ちゃんは、携帯を探してバタバタとキッチンを出ていきます。
あんなに楽しみにしてもらえるなんて、私も頑張らないと!
147: ◆HUg149YDMA[sage saga]
2016/07/11(月) 00:25:44.82 ID:+6kWbwKn0
ライブが決定して2週間ほどで、曲は完成しました。
この制作能力の高さも、μ'sの凄い所だったんだと改めて気付かされます。
次はその曲に合わせて、凛さんを中心に振り付けとフォーメーションの組み立て。
148: ◆HUg149YDMA[sage saga]
2016/07/11(月) 00:26:45.04 ID:+6kWbwKn0
「ところどころにポーズの入る箇所がありますが、そこは各自で検討してください。」
海未さんが言うには、今までも決めポーズはフリーでそれぞれが考えていたそうです。
後でバランスは考慮しますけどねとも言ってたけど、自分で考えるかぁ…。
149: ◆HUg149YDMA[sage saga]
2016/07/11(月) 00:28:00.30 ID:+6kWbwKn0
私が言った瞬間、海未さんがピクッとすると、体が震えてものすごいオーラが出ています?!
「亜里沙ちゃん、それは禁句だにゃ・・・。」
そう言いながら後ずさる凛さん。
150: ◆HUg149YDMA[sage saga]
2016/07/11(月) 00:29:44.22 ID:+6kWbwKn0
えーっと、うーんと、いつ誰に聞いたんだっけ?
「μ'sのライブ映像を見てて、海未さんが可愛いポージングしてるって言ったら誰かが教えてくれたんです!」
「え?か、可愛いだなんて、そんな…。」
151: ◆HUg149YDMA[sage saga]
2016/07/11(月) 00:30:44.51 ID:+6kWbwKn0
「あの怒りモードの海未を丸め込むなんて、恐るべき天賦の才ね。」
「真姫ちゃん、なんか恥ずかしいこと言ってないかにゃ?」
「うるさいわね!」
152: ◆HUg149YDMA[sage saga]
2016/07/12(火) 02:02:51.21 ID:ftEuyqA30
ライブ当日の朝、力の付くようにと、早くからお姉ちゃんが頑張って朝ごはんとお弁当を作ってくれました。
「いい、亜里沙。自分がスクールアイドルだってことを忘れちゃだめよ。」
「うん!みんなで叶える物語だもんね!」
153: ◆HUg149YDMA[sage saga]
2016/07/12(火) 02:04:23.05 ID:ftEuyqA30
ライブと言っても、放課後までは当然、授業を受けるんだけど、雪穂の様子が何だか変です。
「雪穂、緊張してる?」
「え?!緊張するよー、亜里沙は緊張しないの?」
154: ◆HUg149YDMA[sage saga]
2016/07/12(火) 02:07:36.65 ID:ftEuyqA30
でも、それ以上に大変なことが起きていたんです。
放課後になり部室へ行くと、顔面蒼白っていうのはこういう事を言うのね!って言いたくなるほど顔が真っ青な花陽さんがいました。
みんな思い思いに花陽さんを励ますのですが、中々立ち直ってはくれません。
155: ◆HUg149YDMA[sage saga]
2016/07/12(火) 02:13:24.53 ID:ftEuyqA30
もうお手上げ状態みたいな感じだったんですけど、穂乃果さんの一言で、花陽さんは見事に復活しました。
これがみんなを引っ張るリーダーの力なんですね!
でも、花陽さんを見る穂乃果さんの雰囲気に違和感を感じたんだけど、何なのかな?
156: ◆HUg149YDMA[sage saga]
2016/07/12(火) 02:15:02.00 ID:ftEuyqA30
見事に復活した花陽さんのリードもあって、ライブは大成功でした!
あれだけ緊張してた雪穂も、本番には人が変わったみたいにちゃんとしてたんです。
私も、海未さんとの初ステージが楽しくて楽しくて、夢のような時間でした。
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