20: ◆HUg149YDMA[sage saga]
2016/07/03(日) 21:20:40.16 ID:MlnFz4z80
放課後、アイドル研究部の部室に行くと、先に花陽ちゃん達が来ているみたい。
「まきりんぱなちゃん。お疲れさま〜!」
勢いよくドアを開けながら、中にいる3人に挨拶をする。
21: ◆HUg149YDMA[sage saga]
2016/07/03(日) 21:22:34.74 ID:MlnFz4z80
「えぇ〜〜〜、だってすごく語呂良いじゃん、まきりんぱな!真姫ちゃん嫌?」
この名義で何か出来そうだよね。
我ながらナイスネーミングだと思うんだけどな。
22: ◆HUg149YDMA[sage saga]
2016/07/03(日) 21:24:01.00 ID:MlnFz4z80
「そんな所で立ち話をしていたら危ないですよ。」
後ろから来ていた海未ちゃんに窘められる。
「あ、ごめ〜ん。ささ、どうぞどうぞ。」
23:名無しNIPPER[sage]
2016/07/04(月) 00:01:05.17 ID:93vKHBJjo
つまらん
24: ◆HUg149YDMA[sage saga]
2016/07/04(月) 00:42:34.17 ID:LtmokmfG0
「花陽。あなたの席、今度はあそこじゃない?」
そういうと、真姫ちゃんは長テーブルの上座を指す。
そこは少し前まで、前部長であるにこちゃんの特等席だった場所。
25: ◆HUg149YDMA[sage saga]
2016/07/04(月) 00:44:10.10 ID:LtmokmfG0
「それと、凛もこっち。」
再び真姫ちゃんが席を指す場所は、花陽ちゃんの向かって右隣。
凛ちゃんはリーダーだからね。
26: ◆HUg149YDMA[sage saga]
2016/07/04(月) 00:46:29.74 ID:LtmokmfG0
話が落ち着いたみたいなので、さっき教室でヒデコに言われた話を振ってみる。
「新入生歓迎会!それは、各部が新入生をより多く獲得しようと熾烈を極める春の一大イベント!」
突然花陽ちゃんがヒートアップする。
27: ◆HUg149YDMA[sage saga]
2016/07/04(月) 00:47:47.46 ID:LtmokmfG0
「えっと、海未ちゃん。講堂は今どのくらいの空きがあるのかな?」
「そういわれると思って、先ほど生徒会室で確認をしてきました。今の所は、13時から演劇部。13時半から吹奏楽部の予定が入っているだけです。なので14時から残り1時間は、講堂が空いていることになります。」
海未ちゃんが事細かに説明してくれる。
28: ◆HUg149YDMA[sage saga]
2016/07/04(月) 00:49:17.03 ID:LtmokmfG0
「それじゃあ、私達アイドル研究部は14時から30分で押さえておく感じで良いかな?」
花陽ちゃんがみんなに同意を求める。
特にみんなその時間に用事がある訳でもないので、あっさりと予定は決まった。
29: ◆HUg149YDMA[sage saga]
2016/07/04(月) 00:50:48.50 ID:LtmokmfG0
となると次は・・・。と思っていると、不意に部室にノック音が響いた。
花陽ちゃんが、どうぞと言うと、おずおずと扉が開かれた。
「こんにちはぁ・・・。」
30: ◆HUg149YDMA[sage saga]
2016/07/04(月) 00:53:31.15 ID:LtmokmfG0
雪穂は私をチラッと見て、モジモジとしながら、紙を一枚渡してきた。
「もう、良いんだよね。入部届持ってきても。」
「アイドル研究部に入りたいです!よろしくお願いします!」
261Res/96.94 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。